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紫紺野牡丹(シコンノボタン)

紫紺野牡丹(シコンノボタン)

紫紺野牡丹(シコンノボタン)はノボタン科シコンノボタン属(ティボウキナ属)の常緑半低木である。
「野牡丹」の名でも流通しているが、日本原産の野牡丹(ノボタン)はノボタン属で仲間が異なる。
原産地はブラジルである。
樹高は100センチから150センチくらいである。
寒さには比較的強く、暖地では冬でも屋外で育てることができる。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉にはビロード状の短い毛が生え、観葉植物としても楽しめる。
開花時期は二度あり、9月から12月と3月から5月である。
濃い紫の比較的大きな美しい花をつける。
野牡丹(ノボタン)とは雄しべの色が異なり、紫色である。
花は一日花で、朝咲いて翌日には散る。
写真は10月に芦ノ湖野草園で撮った。
学名:Tibouchina urvilleana


★鮮やかな紫の花次々と
 咲かせ花散る紫紺野牡丹


紫紺野牡丹(シコンノボタン)

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亀葉引起し(カメバヒキオコシ)

亀葉引起し(カメバヒキオコシ)

亀葉引起し(カメバヒキオコシ)はシソ科ヤマハッカ属の多年草である。
亀葉の引起し(カメバノヒキオコシ)とするものもある。
東北地方の南部から中部地方にかけて分布し、山地の木陰などに生える。
名の由来は、葉の先が3つに裂け、中央の裂片が亀の尾のように長く伸びるところからきている。
なお、引起し(ヒキオコシ)というのはシソ科の植物で、由来は「葉が苦くて起死回生の力がある」ということから命名されている。
草丈は60センチから90センチくらいである。
開花時期は8月から10月である。
茎の断面は四角形で、細かい毛が生える。
葉は卵円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄があり、葉の縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、淡い紫色をした唇形の花をたくさんつける。
上の唇は立ち上がり、下の唇は舟形である。
萼片は5枚である。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Isodon umbrosus var. leucanthus form. kameba(=Plectranthus kameba)


★面白い名前にひかれしげしげと
 見入る小花はぷるぷる震え


亀葉引起し(カメバヒキオコシ)

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谷麝香草(タニジャコウソウ)

谷麝香草(タニジャコウソウ)

谷麝香草(タニジャコウソウ)はシソ科ジャコウソウ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の関東地方から九州にかけて分布し、山地の林の中や谷間に生える。
草丈は50センチから100センチくらいである。
茎は紅紫色を帯びていることが多い。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)があり、麝香(じゃこう) の香りがする。
開花時期は9月から10月である。
葉の脇に紅紫色をした唇形の花を1輪から3輪つける。
近縁種の麝香草(ジャコウソウ)によく似ているが、花の柄が著しく長いのが特徴である。
写真は10月に箱根湿生植物園で撮った。
学名:Chelonopsis longipes


★横向きに唇つんと突き出して
 紅紫の谷麝香草


谷麝香草(タニジャコウソウ)

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吾亦紅(ワレモコウ)

吾亦紅(ワレモコウ)

吾亦紅(ワレモコウ)はバラ科ワレモコウ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、野山の草原に生える。
昔から広く親しまれる山野草の1つである。
海外では、朝鮮半島、中国、シベリア、ヨーロッパなどに分布する。
漢字では「吾木香」「割木瓜」「我毛香」などの文字も充てられる。
草丈は30センチから100センチくらいである。
葉は茎の下部につくか、根際から伸びる。
奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、5枚から13枚で1組となる。
小葉の形は長めの楕円形である。
茎につく葉は互い違いに生える。
開花時期は7月から11月である。
枝分かれした茎の先に、楕円形をした赤紫色の花穂をつける。
1つの花は4枚の萼からなり、花弁はない。
花穂の上から順に咲く。
根茎は黒褐色で太く、生薬の地楡(じゆ)となる。
下痢止めや、傷の止血、やけどに効くとされる。
また、若葉は食用となり、和え物、油いため、佃煮などにする。
俳句の季語は秋である。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Sanguisorba officinalis


★吾亦紅燃やす炎はさり気なく
 されど尽きない種火のように


吾亦紅(ワレモコウ)

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葉隠釣舟(ハガクレツリフネ)

葉隠釣舟(ハガクレツリフネ)

葉隠釣舟(ハガクレツリフネ)はツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草である。
本州の紀伊半島と四国、それに九州の中南部に分布し、山地の林の縁や湿地に生える。
中央構造線の南側に分布する「ソハヤキ要素」の植物の1つである。
草丈は30センチから80センチくらいである。
葉は楕円形で縁にぎざぎざ(鋸歯)があり、互い違いに生える(互生)。
葉の表面にも裏面にも、葉脈上に白い縮れ毛が生える。
開花時期は7月から10月である。
花は葉の脇からぶら下がってつく。
花の色は淡い紅紫色で、濃い斑点がある。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は内側に曲がるが巻き込まない。
葉の下に隠れるように咲く「釣舟草」というのが名の由来である。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Impatiens hypophylla


★ひっそりと隠れるように花つけて
 人待ち顔の葉隠釣舟


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