黄花秋桐(キバナアキギリ) 秋の花 2010年10月04日 黄花秋桐(キバナアキギリ)はシソ科アキギリ属(サルビア属)の多年草である。 本州から九州にかけて分布し、山地の木陰などに生える。 草丈は20センチから40センチくらいである。 茎の断面は四角形である。 葉は三角状の鉾形で、向かい合って生える(対生)。 葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。 開花時期は8月から10月である。 茎先に花穂をつくり、黄色い唇形の花が段になってつく。 上の唇は立ち上がり、下の唇は3つに裂けて前に突き出る。 和名の由来は、秋に咲いて花の色が黄色く、葉の形が桐(キリ)に似ていることからきている。 写真は10月につくば植物園で撮った。 学名:Salvia nipponica ★薄暗い木陰にそっと花開く 黄花秋桐背を低くして 今日の花ドットコム 花図鑑PR