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熊野菊(クマノギク)

熊野菊(クマノギク)

熊野菊(クマノギク)はキク科ハマグルマ属の多年草である。
別名を浜車(ハマグルマ)ともいう。
本州の伊豆半島から沖縄にかけて分布し、海岸近くのやや湿った場所に生える。
草丈は20センチから50センチくらいである。
茎は地面を這って広がり、節から根を出す。
葉は長い楕円形ないし披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は紙質で、ざらつく。
開花時期は5月から10月である。
茎先に黄色い花(頭花)を1輪ずつつける。
花径は20ミリから25ミリくらいで、筒状花も舌状花も黄色い。
舌状花は7枚から10枚くらいで、先がへこんでいる。
和名の由来は、和歌山県の熊野地方で発見されたことからきている。
写真は9月に小石川植物園で撮った。
学名:Wedelia chinensis


★独特の花の姿の熊野菊
 地に葉を広げぽつぽつ咲いて


熊野菊(クマノギク)

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毛夏の田村草(ケナツノタムラソウ)

毛夏の田村草(ケナツノタムラソウ)

毛夏の田村草(ケナツノタムラソウ)はシソ科アキギリ属の多年草である。
別名を深山田村草(ミヤマタムラソウ)ともいう。
分類上は、夏の田村草(ナツノタムラソウ)の変種とされている。
本州の東北地方から中部地方にかけて分布し、高山や亜高山の湿った林の縁や湿地に生える。
草丈は20センチから50センチくらいである。
茎の断面は四角形である。
葉は3出葉ないし1-2回羽状複葉で、向かい合って生える(対生)。
小葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月から10月くらいである。
茎の上部に花穂を直立し、淡い青紫色をした唇形の花を数段輪生させて円錐状につける。
近縁種の秋の田村草(アキノタムラソウ)と比較した夏の田村草(ナツノタムラソウ)の特徴は、雄しべが花冠から突き出ることである。
本種の場合は、花冠に軟毛が生えている。
写真は10月に軽井沢町植物園で撮った。
学名:Salvia lutescens var. crenata


★名前には似合わぬけれどじっくりと
 秋深くまで花咲き続け


毛夏の田村草(ケナツノタムラソウ)

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葉場山火口(ハバヤマボクチ)

葉場山火口(ハバヤマボクチ)

葉場山火口(ハバヤマボクチ)はキク科ヤマボクチ属の多年草である。
本州の福島県から九州にかけて分布し、山地の草原などに生える。
「葉場山」というのは草刈り場のある山のことである。
「火口(ほくち)」というのは昔の人が火をつけるときに用いた綿毛のことである。
かつては葉の裏側に密生する綿毛を乾燥させて「火口」に用いたという。
草丈は1メートルから2メートルくらいである。
根際から生える葉と茎につく葉がある。
葉は三角状の矛形である。
茎につく葉は、互い違いに生える(互生)。
開花時期は10月ころである。
上部で枝分かれをし、茎先に暗い紫色をした大きな花(頭花)を1つずつつける。
花径は4センチから5センチくらいある。
花は筒状花だけからなる。
総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)は球形で、くも毛が生える。
総苞片は開出(軸に対して垂直に立つこと)し、先は棘状に尖る。
写真は10月に軽井沢町植物園で撮った。
学名:Synurus excelsus


★我が身をば保つも難き大輪を
 茎先につけ葉場山火口


葉場山火口(ハバヤマボクチ)

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紫御殿(ムラサキゴテン)

紫御殿(ムラサキゴテン)

紫御殿(ムラサキゴテン)はツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草である。
原産地はメキシコである。
日本へは1955年に導入された。
草丈は30センチから60センチくらいである。
葉は細長い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉や茎は鮮やかな黒紫色をしていて、表面には白っぽい毛が生える。
葉は肉質で分厚い。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はなく、つけ根の部分は茎を抱く葉鞘となる。
開花時期は5月から11月と長い。
花径2センチくらいの紅紫色をした3弁花である。
真ん中に6本の雄しべと1本の雌しべが立ち上がる。
葯(雄しべの花粉を入れる袋)の色は黄色い。
英名をパープルハート(purple heart)という。
写真は10月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Tradescantia pallida cv. Purpurea(=Setcreasea pallida cv. Purpurea)


★紫の葉が目を奪う変わり種
 紫御殿は三角の花


紫御殿(ムラサキゴテン)

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柳葉向日葵(ヤナギバヒマワリ)

柳葉向日葵(ヤナギバヒマワリ)

柳葉向日葵(ヤナギバヒマワリ)はキク科ヒマワリ属(ヘリアンサス属)の多年草である。
原産地は北アメリカである。
草丈は80センチから120センチくらいである。
葉が細く、それが名の由来にもなっている。
開花時期は9月から10月である。
茎先に花径5センチくらいの向日葵(ヒマワリ)に似た黄色い花(頭花)をたくさんつける。
舌状花は淡い黄色で、筒状花は褐色をしている。
英名をゴールデンピラミッド(Gorden pyramid)という。
属名のヘリアンサスの名でも流通している。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Helianthus salicifolius


★茎先に煌くような花つけて
 秋の実りや柳葉向日葵


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