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白藪椿(シロヤブツバキ)

白藪椿(シロヤブツバキ)

白藪椿(シロヤブツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑高木である。
分類上は藪椿(ヤブツバキ)の品種の1つとされている。
本州の青森県から沖縄にかけて分布し、山地に生える。
海外では、台湾にも分布する。
樹高は5~10メートルくらいである。
樹皮は灰白色を帯びる。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は硬く、表面は濃い緑色で艶がある。
開花時期は2~4月くらいである。
花の色は白く、花弁は5枚である。
平開はせずに半開きのものも多い。
雄しべはたくさんある。
離弁花だが花弁のつけ根と雄しべが合着しているので、花びら1枚ずつは散らないで1花ごと落花する。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル(G. J. Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
品種名の leucantha は「白い花の」という意味である。
写真は2月に小石川植物園で撮った。
学名:Camellia japonica f. leucantha


★何気なく咲くが風情と飾らずに
 ただあるがまま白藪椿


白藪椿(シロヤブツバキ)

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曙大根草(アケボノダイコンソウ)

曙大根草(アケボノダイコンソウ)

曙大根草(アケボノダイコンソウ)はバラ科ダイコンソウ属の多年草である。
自然交雑種と思われ、山野草として古くから栽培されている。
原産地はバルカン半島からトルコとされている。
草丈は40~60センチくらいである。
根際から生える葉はロゼット状となり、ダイコンに似ている。
茎につく葉は互い違いに生える(互生)。
開花時期は3~8月くらいである。
花の色は鮮やかな朱色で、大輪である。
花弁は5枚である。
雄しべはたくさんあり、葯は黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)の集合果である。
属名の Geum はラテン語の「geuo(美味)」からきている。
種小名の borisii はブルガリアの国王だった「ボリス3世(Boris III)の」という意味である。
写真は川口市立グリーンセンターの山野草展で撮った。
学名:Geum x borisii(=Geum coccineum 'Borisii')


★鮮やかな色が異国の雰囲気を
 伝えるようでどこか楽しく


曙大根草(アケボノダイコンソウ)

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ブルークローバー

ブルークローバー

ブルークローバーはマメ科パロケツス属の多年草である。
原産地は中国の南西部、ヒマラヤ、東アフリカの高地などである。
草丈は10~15センチくらいである。
匍匐性があり、高地の岩場を這って伸びる。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
この姿と花の色から連想して名づけられた流通名である。
英名はシャムロックピー(shamrock pea)という。
小葉はつけ根が細くなるくさび形である。
葉の色は緑色だが、茶褐色の斑紋がある。
開花時期は11~5月である。
集合花ではなく、スイートピーなどに似た蝶形をした単一の花をつける。
花の色はコバルトブルーである。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Parochetus はギリシャ語の「para(傍)+ochetus(せせらぎ)」からきている。
種小名の communis は「普通の」という意味である。
写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Parochetus communis


★葉の姿イメージ強く引き摺られ
 誰名づけたかブルークローバー


ブルークローバー

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黄蓮(オウレン)

黄蓮(オウレン)

黄蓮(オウレン)はキンポウゲ科オウレン属の多年草である。
日本固有種である。
北海道の南西部から四国にかけて分布し、山地の林の中に生える。
また、薬用として栽培される。
別名を菊葉黄蓮(キクバオウレン)という。
草丈は20~40センチくらいである。
根際から生える葉には長い柄がある。
3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉は羽状に深く裂ける。
雌雄異株のものと雌雄同株のものがある。
開花時期は3~4月である。
5~10センチの花茎を伸ばし、茎先に2~3輪の白い小さな花を咲かせる。
花弁のように見えるのは萼片である。
花の後にできる実は、袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)が集まった放射状の集合果である。
オウレン属は原始的な植物と言われ、矢車状に並んだ果実の先が開いていて、そこから種子がこぼれる。
根茎は黄色くて太く、珠が連なったようになっている。
これを干したものが生薬の黄蓮(おうれん)で、健胃剤、洗眼薬として用いるほか、染料ともされる。
和名はこの生薬名からきている。
属名の Coptis はギリシャ語語の「coptein(切る)」からきている。分裂した葉を表すものと思われる。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は3月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Coptis japonica


★小さくて白い花びら寄せ集め
 木陰にそっと黄蓮の咲き


黄蓮(オウレン)

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匂い三椏(ニオイミツマタ)

匂い三椏(ニオイミツマタ)

三椏(ミツマタ)はジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木である。
原産地は中国の南部である。
日本へは室町時代に渡来した。
虫の害を受けにくいことから主に紙幣や証券用紙の原料として利用されている。
また、四国や九州では野生化している。
匂い三椏(ニオイミツマタ)はその園芸品種である。
特徴はよい香りがすることである。
樹高は1~2メートルである。
葉は細長い楕円形で、互生(互い違いに生える)。
葉の表面は鮮やかな緑色で、裏面には毛が密生する。
開花時期は2~4月である。
葉の展開に先立って花をつける。
花には花弁がなく、花弁のように見えるのは萼片である。
萼は黄色い筒形で、外側は白い絹毛で覆われている。
内側が黄色く、先端は花弁状となる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
なお、三椏(ミツマタ)という和名の由来は、枝が三つに分かれるところからきている。
属名の Edgeworthia はイギリスの植物学者「エッジワース(M. P. Edgeworth)さん」の名からきている。
種小名の chrysantha は「黄色の花の」という意味である。
品種名の Nioi は「匂い」のことである。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Edgeworthia chrysantha 'Nioi'


★仄かなる香りにつられ見入る花
 味わい深くしばし憩いて


匂い三椏(ニオイミツマタ)

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