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ジャスティシア・ベトニカ



ジャスティシア・ベトニカはキツネノマゴ科キツネノマゴ属(ジャスティシア属)の常緑小低木である。
属名の読み方は「ユスティキア」とするものもある。
インドから東アフリカにかけて分布する。
アフリカでは牧草とされるという。
英名はホワイトシュリンププラント(white shrimp plant)である。
シュリンププラントは小海老草(コエビソウ)のことで、同じ仲間である。
樹高は80~120センチくらいである。
葉は細長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は2~4月くらいである。
茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、淡い紫色の花をつける。
花はすぐに枯れるが、白い苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)が長く観賞できる。
苞には緑色の筋が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Justicia はスコットランドの植物学者「ジャスティス(J. Justice)さん」の名からきている。
種小名の betonica は「べトニー(ハーブの名)の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Justicia betonica


★いろいろなタイプの花があるものと
 頭に刻むうなずきながら




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マホニア・マイレー



マホニア・マイレーはメギ科ヒイラギナンテン属の常緑低木である。
原産地は東アジアから中国南西部の雲南省にかけた地域である。
日本にも分布する柊南天(ヒイラギナンテン:Mahonia japonica)の近縁種である。
樹高は2メートルくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚い革質で、小葉の縁には先が針状になった粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は3~4月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い花をたくさんつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
近縁種の柊南天(ヒイラギナンテン)に比べ、花穂が太くて大きい。
属名の Mahonia は19世紀のアメリカ人の植物学者「マクマホン(B. Mc. Mahon)さん」の名からきている。
種小名の mairei は「マイレ(Maire)さんの」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Mahonia mairei


★ずんぐりと太い花穂にびっしりと
 黄花ちりばめマホニア・マイレー




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パフィオペディルム・ビロスム・ボクサリー



パフィオペディルム・ビロスム・ボクサリーはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
原産地はミャンマーで、標高1000~1200メートルの石灰岩地に生える地生種である。
草丈は20~30センチである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬から春である。
茎先に1輪の花をつける。
花径は12~15センチくらいである。
花の色は黄褐色である。
背萼片は立ち上がり、濃い紅紫色の斑点が入る。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の villosum は「軟毛のある」という意味である。
変種名の boxallii は19世紀のイギリス人のラン収集家「ボクサル(W. Boxall)さんの」という意味である。
写真は3月につくば植物園の蘭展で撮った。
学名:Paphiopedilum villosum var. boxallii


★渋いけどワンポイントの味がある
 大きく咲いたボクサリーの花




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藤野寒葵(フジノカンアオイ)



藤野寒葵(フジノカンアオイ)はウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草である。
奄美大島の固有種である。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は10~20センチくらいである。
葉は卵形で、先は尖る。
葉には艶があるが、普通は斑が入らない。
開花時期は12~5月である。
花径は3~4センチくらいあり、仲間の中で大きい。
萼筒は緑色を帯び、上部は少しくびれる。
萼の裂片は黄緑色で、縁はあまりうねらない。
属名の Asarum はギリシャ語の「asaron(枝を打たぬ)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の fudsinoi は明治時代の植物学者「藤野寄命さんの」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Asarum fudsinoi


★堂々と開いた花の迫力に
 固唾を呑みつカメラに収め




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琉球馬酔木(リュウキュウアセビ)



琉球馬酔木(リュウキュウアセビ)はツツジ科アセビ属の常緑低木である。
沖縄本島の固有種である。
従来は奄美馬酔木(アマミアセビ)と同一と考えられていたが、奄美馬酔木(アマミアセビ)は2010年に新種とされた。
環境省のレッドリスト(2007)では、琉球馬酔木(リュウキュウアセビ)として「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
もともと個体数が少ない上に園芸目的の採取によって自生地では絶滅寸前である。
樹高は2メートルから5メートルくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互生(互い違いに生える)。
葉の先は尖り、縁には先のほうに浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は2月から4月くらいである。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、壺形の白い小さな花をたくさんつける。
花冠の先は浅く5つに裂ける。
雄しべは10本である。
花の後にできる実は扁球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、上向きにつく。
属名の Pieris はギリシャ神話の詩の女神ミューズが住んでいたマケドニアの地名「ピエリス(Pieris)」 からきている。
種小名の koidzumiana は「小泉源一さんの」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Pieris koidzumiana


★咲きかけの馬酔木の花に笑み漏れる
 蕾ゆるりと開くを待ちて




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