曙大根草(アケボノダイコンソウ) 春の花 2012年02月22日 曙大根草(アケボノダイコンソウ)はバラ科ダイコンソウ属の多年草である。自然交雑種と思われ、山野草として古くから栽培されている。原産地はバルカン半島からトルコとされている。草丈は40~60センチくらいである。根際から生える葉はロゼット状となり、ダイコンに似ている。茎につく葉は互い違いに生える(互生)。開花時期は3~8月くらいである。花の色は鮮やかな朱色で、大輪である。花弁は5枚である。雄しべはたくさんあり、葯は黄色い。花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)の集合果である。属名の Geum はラテン語の「geuo(美味)」からきている。種小名の borisii はブルガリアの国王だった「ボリス3世(Boris III)の」という意味である。写真は川口市立グリーンセンターの山野草展で撮った。学名:Geum x borisii(=Geum coccineum 'Borisii')★鮮やかな色が異国の雰囲気を 伝えるようでどこか楽しく花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR