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里芋(サトイモ)



里芋(サトイモ)はサトイモ科サトイモ属の多年草である。
原産地はインドの東部やマレー半島だと考えられている。
現在では、熱帯・亜熱帯地域で広く栽培されている。
英名はタロ(taro)である。
そこからタロ芋(タロイモ)とも呼ばれる。
日本へは稲作よりも早く縄文時代に渡来したと考えられている。
日本で栽培されているのは耐寒性のある品種群である。
品種改良を繰り返した結果、花はあまり咲かない。
里芋(サトイモ)の名は山地に自生する山芋(ヤマイモ)に対してつけられたものである。
塊茎を食用とするほか、葉柄も芋茎(ズイキ)といって食用にされる。
属名の Colocasia はギリシャ語の「colon(食物)+casein(装飾)」からきている。食用にも飾りにもなるということから名づけられた。
種小名の esculenta は「食用になる」という意味である。
写真は9月に市川市万葉植物園で撮った。
学名:Colocasia esculenta


★独特の葉っぱの形面白い
 里芋畑車窓に続き




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蔓紫(ツルムラサキ)



蔓紫(ツルムラサキ)はツルムラサキ科ツルムラサキ属の蔓性多年草である。
園芸上は越年草として扱われる。
原産地は熱帯アジアである。
中国の南部や東南アジアで栽培され、中華料理の原料として利用されている。
日本でも観賞用や食用として栽培されている。
草丈は100~200センチくらいである。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚く、紅紫色を帯びる。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は7~10月くらいである。
葉の脇に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、淡い紅色を帯びた白い花をつける。
花弁はなく、5枚の萼片もあまり開かない。
雄しべは5本である。
花の後にできる実は球形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、濃い紫色に熟する。
日本でも「インドのほうれん草」や中国名の落葵(ラオコエイ)の呼称で新野菜として注目されている。
果汁はかつて紫の染料やインクとして利用された。
属名の Basella はインドのマラバー地方での現地名からきている。
種小名の rubra は「赤色の」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Basella rubra


★地味だけど何やら不思議な花つける
 蔓紫に興味深々





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北斗(ホクト)



薄荷(ハッカ)はシソ科ハッカ属の多年草である。
北斗(ホクト)はその栽培品種である。
草丈は20~40センチくらいである。
茎は直立し、断面は四角形である。
茎や葉、萼には軟毛が生える。
葉は幅の狭い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖っており、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
また、葉の裏には腺点(蜜を出す孔)がある。
開花時期は8~10月である。
上部の葉の脇に白い唇形をした花を穂状につける。
花冠は4つに裂け、雄しべ4本が外側に突き出る。
萼片は5枚で、裂片の先は鋭く尖る。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
かつて北海道の北見地方は世界的なハッカの産地であった。
往時には世界の生産量の7割を占め、「ハッカ御殿」が建てられた。
そこで栽培された品種が「北斗」である。
メントールの含有量が多く、葉からは薬用の油分がとれる。
属名の Mentha はギリシャ神話に登場するニンフ「メンテ(Menthe)」の名からきている。
種小名の arvensis は「原野に生える」という意味である。
変種名の piperascens は「コショウ属のような」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Mentha arvensis var. piperascens 'Hokuto'


★この花が北見北斗と呼ばれしか
 じっと見つめる往時を偲び




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猩々草(ショウジョウソウ)



猩々草(ショウジョウソウ)はトウダイグサ科トウダイグサ属の半低木である。
原産地は北アメリカの南部とメキシコである。
園芸上は一年草として扱われる。
九州や沖縄では、逸出したものが野生化している。
草丈は30~60センチくらいである。
葉は長い卵形である。
開花時期は8~10月くらいである。
花は白くて小さく、あまり目立たない。
開花時期になると、花を包む数枚の葉(総苞)が赤く着色する。
この様子を猩々(伝説の動物でサルの一種)に見立てたのが名の由来である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Euphorbia はローマ時代の医師「エウフォルブスさん(Euphorbus)」の名にちなむ。この属の植物の乳液を初めて薬にしたことから名づけられた。
種小名の cyathophora は「杯状に結実する」という意味である。
写真は9月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Euphorbia cyathophora


★見所はいろんなとこにあるんだね
 真っ赤になった葉っぱが不思議




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シベリアン・アスター



シベリアン・アスター(Siberian aster)はキク科シオン属の多年草である。
原産地はアラスカやカナダ、スカンジナビア、シベリアなど周北極地域で、河原や草地、林の中などに生える。
学名のアスター・シビリクスの名称も用いられている。
和名はタカスギクという。
草丈は25~35センチくらいである。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には毛がたくさん生えている。
開花時期は8~9月である。
花は黄色い筒状花と淡い紫色の舌状花からなる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Aster はギリシャ語の「aster(星)」からきている。頭花が放射状をなすことから名づけられた。
種小名の sibiricus は「シベリアの」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Aster sibiricus


★寒地には寒地に似合う花が咲く
 毛にくるまってシベリアン・アスター




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