蔓紫(ツルムラサキ) 秋の花 2012年09月23日 蔓紫(ツルムラサキ)はツルムラサキ科ツルムラサキ属の蔓性多年草である。園芸上は越年草として扱われる。原産地は熱帯アジアである。中国の南部や東南アジアで栽培され、中華料理の原料として利用されている。日本でも観賞用や食用として栽培されている。草丈は100~200センチくらいである。葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。葉の質は分厚く、紅紫色を帯びる。葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。開花時期は7~10月くらいである。葉の脇に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、淡い紅色を帯びた白い花をつける。花弁はなく、5枚の萼片もあまり開かない。雄しべは5本である。花の後にできる実は球形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、濃い紫色に熟する。日本でも「インドのほうれん草」や中国名の落葵(ラオコエイ)の呼称で新野菜として注目されている。果汁はかつて紫の染料やインクとして利用された。属名の Basella はインドのマラバー地方での現地名からきている。種小名の rubra は「赤色の」という意味である。写真は9月に大阪市大植物園で撮った。学名:Basella rubra★地味だけど何やら不思議な花つける 蔓紫に興味深々花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E7%A7%8B%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E8%94%93%E7%B4%AB%EF%BC%88%E3%83%84%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%B5%E3%82%AD%EF%BC%89" /> -->