忍者ブログ

季節の花

いま咲いている花

Home > 春の花

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

フォザギラ・マヨール

フォザギラ・マヨール

フォザギラ・マヨールはマンサク科シロバナマンサク属の落葉低木である。
原産地は北アメリカである。
和名を白花満作(シロバナマンサク)という。
樹高は1~2メートルくらいである。
葉は幅の広い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は丸く、縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月くらいである。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
花弁の色は白く、糸状である。
「白いブラシ」のように見える。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
秋には紅葉をする。
属名の Fothergilla はイギリスの植物収集家「フォザギル(J. Fothergill)さん」の名からきている。
種小名の major は「巨大な」という意味である。
写真は4月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Fothergilla major


★マヨールはこれか違いはどこにある
 調べてみようと増える楽しみ


フォザギラ・マヨール

今日の花ドットコム
花図鑑
PR

四手辛夷(シデコブシ)

四手辛夷(シデコブシ)

四手辛夷(シデコブシ)はモクレン科モクレン属の落葉低木である。
日本の固有種である。
本州の愛知県、岐阜県、三重県にのみ分布し、湿原の周辺や渓流沿いなどに生える。
このような分布をする植物を「周伊勢湾要素植物」と呼んでいる。
「生きている化石」とも言われる貴重な植物である。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
樹皮は灰褐色で、やや皮目(ひもく=樹皮にあって空気を通す部分)がある。
若い枝や葉の柄には軟毛が密生する。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は丸く、つけ根の部分はくさび形である。
開花時期は3~4月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花の色は白ないし淡い紅色で、花径は7~12センチくらいある。
細長いリボン状の花びら(花被片)を12~18枚外向きにつける。
「四手」というのは「玉串や注連縄(しめなわ)などに下げる紙」のことである。
花の様子を見立てたものである。
別名を姫辛夷(ヒメコブシ)ともいう。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)の集合果である。
属名の Magnolia はフランスの植物学者「マニョル(P. Magnol)さん」の名にちなむ。
種小名の tomentosa は「密に細かな綿毛のある」という意味である。
花の写真は3月に埼玉県立花と緑の振興センターで撮った。
実の写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Magnolia tomentosa


★不思議なる姿かたちの四手辛夷
 太古のロマン今に伝えて


四手辛夷(シデコブシ)
四手辛夷(シデコブシ)

今日の花ドットコム
花図鑑

雪柳(ユキヤナギ)

雪柳(ユキヤナギ)

雪柳(ユキヤナギ)はバラ科シモツケ属の落葉低木である。
本州の関東地方から九州にかけて分布し、川岸や岩礫地に生える。
また、庭木とされる。
海外では、中国にも分布する。
樹高は1~2メートルである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は3、4月である。
株元からたくさん枝を出し、花径1センチに満たない白い小さな5弁花を穂のようにつける。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
和名の由来は、花の様子が雪のように見え、枝や葉の形が柳のような形に見えることからきている。
花が散ると地面に小米(砕いた米)をまいたようになるので小米柳(コゴメヤナギ)とも呼ばれる。
古来は、この花が岩のあるところを好んで生えるので、岩柳(イワヤナギ)と呼ばれていたという。
また、中国では「噴雪花」と呼ばれている。
なお、同じシモツケ属で花が団子状のものを小手鞠(コデマリ)という。
開花は雪柳(ユキヤナギ)よりも少し遅い。花の形はよく似ている。
俳句の季語は春である。
属名の Spiraea はギリシャ語の「speira(螺旋)」に由来する。果実が螺旋状になるものがあることから名づけられた。
種小名の thunbergii はスウェーデンの植物学者で日本の植物を研究した「ツンベルクさんの」という意味である。
写真は4月に埼玉県三郷市で撮った。
学名:Spiraea thunbergii


★するすると枝を伸ばして雪柳
 真白の花びらまぶすが如く
☆遠くより真白の雲のあるごとく
 風に舞い散る雪柳見ゆ


雪柳(ユキヤナギ)

今日の花ドットコム
花図鑑

銀葉アカシア(ギンヨウアカシア)

銀葉アカシア(ギンヨウアカシア)

銀葉アカシア(ギンヨウアカシア)はマメ科アカシア属の常緑高木である。
分類体系によってはネムノキ科とされる。
原産地はオーストラリアニューサウスウェールズ州である。
オーストラリアの国花とされている。
日本へは明治時代の後期に渡来し、各地で栽培されている。
樹高は5~15メートルくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は20対くらいである。
小葉の形は幅の広い線形で、白みを帯びた青緑色をしている。
開花時期は2~4月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチに満たない球状の黄色い花をたくさんつける。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
別名を花アカシア(ハナアカシア)という。
ミモザ(Mimosa)の名でも流通しているが、これは本来はオジギソウ属を表す属名である。
属名の Acacia はギリシャ語の「akantha(棘)」からきている。鋭い棘を持つものが多いことから名づけられた。
種小名の baileyana は園芸家「ベイレーさんの」という意味である。
写真は3月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Acacia baileyana


★貴婦人の輝き見せて早春を
 飾るがごとき銀葉アカシア


銀葉アカシア(ギンヨウアカシア)

今日の花ドットコム
花図鑑

アカシア・モニカ

アカシア・モニカ

アカシア・モニカはマメ科アカシア属の落葉低木である。
分類体系によってはネムノキ科とされる。
原産地はオーストラリアである。
房アカシア(フサアカシア)の園芸品種である。
英名はドラモンズ・ワトル(drummond's wattle)である。
矮性種で、鉢植えなどでも楽しめる。
樹高は1~2メートルである。
葉は2回羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は披針形で、暗い緑色をしている。
開花時期は2~4月くらいである。
自生地での開花時期は9~11月くらいである。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い小さな花を穂状に垂れ下げる。
花穂の長さは2~5センチくらいである。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Acacia はギリシャ語の「akantha(刺(とげ)」からきている。鋭い棘を持つものが多いことから名づけられた。
種小名の dealbata は「白くなった」という意味である。
写真は2月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Acacia dealbata 'Monica'


★猫じゃらし思わすような穂をたらし
 鉢が似合うねアカシア・モニカ


アカシア・モニカ

今日の花ドットコム
花図鑑

楽天

PR






AmazonStore
by amanatu


カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

カウンター



最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

アクセス解析