銀葉アカシア(ギンヨウアカシア) 春の花 2011年04月04日 銀葉アカシア(ギンヨウアカシア)はマメ科アカシア属の常緑高木である。分類体系によってはネムノキ科とされる。原産地はオーストラリアのニューサウスウェールズ州である。オーストラリアの国花とされている。日本へは明治時代の後期に渡来し、各地で栽培されている。樹高は5~15メートルくらいである。葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。小葉は20対くらいである。小葉の形は幅の広い線形で、白みを帯びた青緑色をしている。開花時期は2~4月である。枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチに満たない球状の黄色い花をたくさんつける。花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。別名を花アカシア(ハナアカシア)という。ミモザ(Mimosa)の名でも流通しているが、これは本来はオジギソウ属を表す属名である。属名の Acacia はギリシャ語の「akantha(棘)」からきている。鋭い棘を持つものが多いことから名づけられた。種小名の baileyana は園芸家「ベイレーさんの」という意味である。写真は3月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。学名:Acacia baileyana★貴婦人の輝き見せて早春を 飾るがごとき銀葉アカシア今日の花ドットコム花図鑑PR