藤野寒葵(フジノカンアオイ) 春の花 2012年03月16日 藤野寒葵(フジノカンアオイ)はウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草である。奄美大島の固有種である。環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。草丈は10~20センチくらいである。葉は卵形で、先は尖る。葉には艶があるが、普通は斑が入らない。開花時期は12~5月である。花径は3~4センチくらいあり、仲間の中で大きい。萼筒は緑色を帯び、上部は少しくびれる。萼の裂片は黄緑色で、縁はあまりうねらない。属名の Asarum はギリシャ語の「asaron(枝を打たぬ)」からきているが、関係は不明だという。種小名の fudsinoi は明治時代の植物学者「藤野寄命さんの」という意味である。写真は3月につくば植物園で撮った。学名:Asarum fudsinoi ★堂々と開いた花の迫力に 固唾を呑みつカメラに収め花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR