ジャスティシア・ベトニカ 春の花 2012年03月20日 ジャスティシア・ベトニカはキツネノマゴ科キツネノマゴ属(ジャスティシア属)の常緑小低木である。属名の読み方は「ユスティキア」とするものもある。インドから東アフリカにかけて分布する。アフリカでは牧草とされるという。英名はホワイトシュリンププラント(white shrimp plant)である。シュリンププラントは小海老草(コエビソウ)のことで、同じ仲間である。樹高は80~120センチくらいである。葉は細長い卵形で、向かい合って生える(対生)。開花時期は2~4月くらいである。茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、淡い紫色の花をつける。花はすぐに枯れるが、白い苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)が長く観賞できる。苞には緑色の筋が入る。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Justicia はスコットランドの植物学者「ジャスティス(J. Justice)さん」の名からきている。種小名の betonica は「べトニー(ハーブの名)の」という意味である。写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Justicia betonica★いろいろなタイプの花があるものと 頭に刻むうなずきながら花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR