マホニア・マイレー 春の花 2012年03月19日 マホニア・マイレーはメギ科ヒイラギナンテン属の常緑低木である。原産地は東アジアから中国南西部の雲南省にかけた地域である。日本にも分布する柊南天(ヒイラギナンテン:Mahonia japonica)の近縁種である。樹高は2メートルくらいである。葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。葉の質は分厚い革質で、小葉の縁には先が針状になった粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は3~4月である。枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い花をたくさんつける。花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。近縁種の柊南天(ヒイラギナンテン)に比べ、花穂が太くて大きい。属名の Mahonia は19世紀のアメリカ人の植物学者「マクマホン(B. Mc. Mahon)さん」の名からきている。種小名の mairei は「マイレ(Maire)さんの」という意味である。写真は4月につくば植物園で撮った。学名:Mahonia mairei★ずんぐりと太い花穂にびっしりと 黄花ちりばめマホニア・マイレー花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR