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黄花ルピナス(キバナルピナス)



黄花ルピナス(キバナルピナス)はマメ科ルピナス属(ハウチワマメ属)の一年草である。
属名の和名はハウチワマメ属というが、ルピナス属のほうがよく知られている。
本種の原産地は南ヨーロッパである。
和名は黄花葉団扇豆(キバナハウチワマメ)である。
草丈は40~60センチくらいである。
茎や葉には白い軟毛が生えている。
葉は手のひら状の複葉で、互い違いに生える(互生)。
小葉7~9枚で1組の葉となる。
開花時期は3~5月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い蝶形の花をたくさんつける。
花は甘い香りがする。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
塩茹でしたものがビールのつまみとされる。
属名の Lupinus はラテン語の「lupus(オオカミ)」からきている。どんな土地にも育つ逞しさから名づけられたものである。
種小名の luteus は「黄色の」という意味である。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
学名:Lupinus luteus


★ルピナスも黄色の花があるんだね
 シンプルだけど庭に似合って




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スキゾペタロン・ワルケリ



スキゾペタロン・ワルケリはアブラナ科スキゾペタロン属の一年草である。
属名の読み方は「シゾペタロン」、種小名の読み方は「ウォーカリ」とするものもある。
属名をイヌガラシ属とする記述をネットでは多く見かけたが、スキゾペタロン属(Schizopetalon)がイヌガラシ属(Rorippa)とシノニムという記述は発見できなかったので別属と判断し、そのままスキゾペタロン属とした。
原産地はチリである。
海辺に近い砂地に生える。
草丈は30センチくらいである。
葉は羽状に深く切れ込み、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3~6月くらいである。
花の色は白く、花弁は4枚だが深く切れ込む。
花弁の外側は黄緑色である。
晴れた日には花弁を巻くようにして閉じてしまうが、曇りや雨の日には花弁を開く。
花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)である。
属名の Schizopetalon はギリシャ語の「schizo(裂ける)+petalon(花弁)」からきている。
種小名の walkeri はスコットランドの博物学者「ウォーカー(John Walker, 1731-1803)さんの」という意味である。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
学名:Schizopetalon walkeri


★切れ込めば花の姿も一変し
 仲間は何と首をかしげる





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ナルキッスス・カンタブリクス



ナルキッスス・カンタブリクスはヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
分類体系によってはユリ科とされる場合もある。
原産地はスペインや北アフリカのアルジェリア、モロッコなどである。
草丈は10~20センチくらいである。
根際から生える葉は細い円柱形である。
開花時期は12~3月である。
花茎の先に1つずつユニークな形をした白い花を横向きにつける。
特徴は漏斗状の副花冠が発達していることである。
花びら(花被片)は細い披針形であまり目立たず、ラッパのような副花冠が目に飛び込む。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
変種や園芸品種が多い。
属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名からきている。泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出した。
種小名の cantabricus はスペインの「カンタブリア州(Cantabria)の」という意味である。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
学名:Narcissus cantabricus


★ユニークな花の形が面白く
 しげしげと見るこれも水仙




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ブルーデージー



ブルーデージーはキク科ルリヒナギク属(フェリキア属)の多年草である。
原産地は南アフリカのケープ地方である。
和名は瑠璃雛菊(ルリヒナギク)という。
草丈は20~60センチくらいである。
茎と葉には粗い毛が生えている。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
葉には厚みがあり艶がある。
開花時期は4~6月と9~10月である。
花径は4~5センチである。
舌状花は青く、筒状花は黄色である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Felicia はドイツのレーゲンズブルグの役人「フェリックス(Herr Felix, 1846没)さん」の名からきている。
種小名の amelloides はキク科シオン属の「アメルス種(Aster amellus)に似た」という意味である。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
学名:Felicia amelloides


★爽やかな青が和みを呼び寄せる
 ブルーデージーみなに愛され




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ヒアシンス



ヒアシンスはユリ科ヒアシンス属の多年草である。
分類体系によってはヒアシンス科とされる。
読み方は「ヒヤシンス」とする場合もある。
原産地は西アジアである。
16世紀にヨーロッパに渡り、オランダで品種改良が進んだ。
原種の色は紫であるが、2000種を超える園芸品種が作り出されたという。
日本には江戸時代の末期にフランスからチューリップとともに渡来した。
「風信子」「飛信子」などの漢字も充てられている。
球根植物で、水栽培でも人気がある。
草丈は20~30センチである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は3月~4月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、赤、桃色、紫色、青、白、淡い黄色などの花をつける。
花序径は15~20センチくらいある。
花被片は6枚でそり返り、つけ根の部分は合着している。
花にはほのかに甘い香りある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
俳句の季語は春である。
属名の Hyacinthus はギリシャ神話に登場する青年の名「ヒュアキントス(Hyakinthos)」からきている。この青年が死んでヒヤシンスになったという。
種小名の orientalis は「東方の(中近東の)」という意味である。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
学名:Hyacinthus orientalis


★春の夢風が運んでヒアシンス
 甘い香りがあたりを包み
☆ヒアシンス春の陽を浴び香り立つ
 紫の色は哀しみ秘めて




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