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マスデバリア・ヒーシー

マスデバリア・ヒーシー

マスデバリア ヒーシーはラン科マスデバリア属の多年草である。
品種名の読み方は「ヒーティー」や「へーシー」とするものもある。
アンデス山脈原産のイグネア種(Masdevallia ignea)とビーチアナ種(Masdevallia veitchiana)との交配種である。
草丈は20~40センチくらいである。
葉はへら状である。
開花時期は10~5月である。
花の色は朱色である。
上萼片には長い突起物がある。
属名の Masdevallia はスペイン人の植物学者「マスデバル(J. Masdevall)さん」の名からきている。
品種名の Heathii は「ヒース(Heath)さんの」という意味である。
写真は2月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Masdevallia 'Heathii'(=Masdevallia ignea x veitchiana)


★鮮やかな色も眩しいヒーティーは
 暖炉ように炎をあげて


マスデバリア・ヒーシー

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マホニア・ウインターサン

マホニア・ウインターサン

マホニア・ウインターサンはメギ科ヒイラギナンテン属(マホニア属)の常緑低木である。
中国原産のロマリフォリア種(Mahonia lomariifolia)と日本にも分布する柊南天(ヒイラギナンテン:Mahonia japonica)を交雑させたものがマホニア・メディアとして出回り、いくつかの園芸品種を産み出している。
マホニア・ウインターサンもその1つである。
特徴としては、柊南天(ヒイラギナンテン)よりも開花時期が早く、花穂が立って豪華である。
樹高は1~3メートルである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は柊(ヒイラギ)に似て硬く、縁は棘状のぎざぎざ(鋸歯)となる。
開花時期は1~2月である。
鮮やかな黄色の花をぎっしりつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Mahonia は19世紀のアメリカ人の植物学者「マクマホン(B. Mc. Mahon)さん」の名からきている。
種小名の media は「中間の」という意味である。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
実の写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Mahonia x media 'Winter Sun'


★冬の日にイエローの色和むよう
 ウインターサンは春待つ心


マホニア・ウインターサン

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ブルボフィルム・ブルフォルディエンセ

ブルボフィルム・ブルフォルディエンセ

ブルボフィルム・ブルフォルディエンセはラン科マメヅタラン属(ブルボフィルム属)の常緑多年草である。
ニューギニア島に分布する着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬から春である。
花径が10センチくらいある暗い橙色の花をつける。
唇弁は前に飛び出し、花弁は後ろに反り返る。
属名の Bulbophyllum はギリシャ語の「bulbos(鱗茎)+phyllon(葉)」からきている。鱗茎から葉が出ていることから名づけられた。
種小名の burfordiense は「バーフォード・ロッジ(Burford Lodge:トレヴァー・ローレンス卿の植物栽培園)の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Bulbophyllum burfordiense


★ずっしりと頭を垂れて花つける
 ニューギニアには不思議の世界


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ホワイト・パウダーパフ

ホワイト・パウダーパフ

ホワイト・パウダーパフ(white powederpuff)はマメ科ベニゴウカン属(カリアンドラ属)の常緑低木である。
原産地はボリビアである。
属名のカリンアンドラ(Calliandra)の名でも流通している。
カリンアンドラは美しい雄しべを意味する。
白く伸びているのは雄しべである。
ホワイト・パウダーパフは英名である。
赤花のものもあり、大紅合歓(オオベニゴウカン)と呼ばれる。
こちらのほうの英名はレッド・パウダーパフ(red powederpuff)である。
本種はその園芸品種である。
樹高は2~3メートルである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は細長い卵形である。
開花時期は12~3月くらいである。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Calliandra はギリシャ語の「kallos (美しい) + andros ( 雄しべ)」からきている。
種小名の haematocephala は「血の色をした頭状の部分のある」という意味である。
品種名の Albiflora は「白い花の」という意味である。
写真は1月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Calliandra haematocephala 'Albiflora'



★不思議なる花の形で人気呼ぶ
 カリンアンドラはボリビア育ち


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ハケア・セリケア

ハケア・セリケア

ハケア・セリケアはヤマモガシ科ハケア属の常緑低木である。
原産地はオーストラリアの東部である。
樹高は1~3メートルくらいである。
よく枝分かれをする。
葉は長さが6ランチくらいあり、棘のようで先が鋭く尖る。
そのため原産地では垣根として利用されている。
開花時期は冬から春である。
花の色は白ないし桃色である。
花には香りがある。
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
この実は山火事になると弾けて種を保存するという。
属名の Hakea はドイツ人の植物学者「ハケ(C. L. Hake)さん」の名からきている。
種小名の sericea は「絹糸状の」という意味である。
下の写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った園芸品種のピンクフォーム(Pink Form)である。
学名:Hakea sericea


★怖ろしい棘の隙間に花咲かす
 ハケア・セリケア不思議の世界


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