大白素馨(オオシロソケイ) 四季咲きの花 2010年11月26日 大白素馨(オオシロソケイ)はモクセイ科ソケイ属の常緑蔓性低木である。原産地はパプアニューギニアである。樹高は60センチから120センチくらいである。葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。開花時期は6月から10月である。暖地ではほぼ周年開花をする。花は白い星形で、よい香りがする。写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。学名:Jasminum nitidum★星形というが何やら違ってる クラゲのような大白素馨今日の花ドットコム花図鑑PR
山丹花(サンタンカ) 四季咲きの花 2010年11月25日 山丹花(サンタンカ)はアカネ科サンタンカ属(イクソラ属)の常緑小低木である。原産地は中国南部やマレーシアである。日本へは江戸時代に琉球を経由して渡来した。樹高は20センチから100センチくらいである。葉は長い楕円形で、向かい合ってつける(対生)。葉は革質で濃い緑色をしており、やや艶がある。開花時期は5月から8月である。暖地では周年開花をする。枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、赤い小さな花をたくさんつける。花冠は皿形で、先が4つに裂ける。多くの園芸品種があり、白、黄色、紅色、淡紅色、橙色などのものがある。沖縄では三段花(サンダンカ)とする場合もある。写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。学名:Ixora chinensis★寄せ合ってボールのように丸くなり 咲く山丹花葉は照り映えて今日の花ドットコム花図鑑
花アナナス(ハナアナナス) 四季咲きの花 2010年11月21日 花アナナス(ハナアナナス)はパイナップル科ハナアナナス属の多年草である。学名のティランドシア・キアネアの名称も使われている。学名の片仮名表記は「チランジア」とするものもある。原産地は南アメリカである。木の幹などに着生する。葉は細長い線形である。茎先につく苞(葉の変形したもの)は扁平でピンク色をしており、長持ちをする。この苞から紫色の花を咲かせる。花被片は6枚だが、外花被片3枚は小さくて見えないこともある。花は一日花だが次々と咲く。開花時期は周年である。写真は11月につくば植物園で撮った。学名:Tillandsia cyanea★鮮やかな苞もなかなかいいけれど 花が開けばそこは南国今日の花ドットコム花図鑑
紅紐の木(ベニヒモノキ) 四季咲きの花 2010年11月13日 紅紐の木(ベニヒモノキ)はトウダイグサ科エノキグサ属(アカリファ属)の常緑低木である。原産地はインド、マレー半島、西インド諸島などである。樹高は2メートルから4メートルくらいである。葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。葉の表面は暗い緑色で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は6月から9月だが、暖地では周年性がある。花穂は赤く長い。花穂の長さは20センチから50センチくらいになる。花弁は退化していて無い。同属で草本のキャットテール(cat tail)とよく似ている。英名はシュニールプランツ(chenille plant)である。シュニールというのは、艶があって毛足の長いシュニール糸を指している。写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Acalypha hispida★温室に赤い花の穂垂れ下がる 紅紐の木の不思議な姿今日の花ドットコム花図鑑