忍者ブログ

季節の花

いま咲いている花

Home > 記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

山榛の木(ヤマハンノキ)



山榛の木(ヤマハンノキ)はカバノキ科ハンノキ属の落葉高木である。
北海道から九州にかけて分布し、山地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、サハリン、カムチャツカ半島、東シベリアなどにも分布する。
分類上は、毛山榛の木(ケヤマハンノキ)の変種とされている。
基本種との違いは葉に毛が生えないことである。
樹高は5~20メートルくらいである。
葉は卵円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には不揃いのぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面は無毛で、裏面は白っぽい。
雌雄同株である。
開花時期は3~4月である。
雄花も雌花も紫褐色である。
雄花は尾状に垂れ、雌花は上向きに立つ。
花の後にできる実は楕円形の松毬状で、9~10月に緑色から褐色に熟する。
材は器具材、土木材などに利用される。
属名の Alnus はケルト語の「al(近く)+lan(海岸)」からきているとの説もあるラテン語の古名である。
種小名の hirsuta は「粗い毛のある」という意味である。
変種名の siberica は「シベリアの」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Alnus hirsuta var. sibirica

★榛の木の仲間もいろいろあるんだね
 違いはどこか調べてみよう




花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル









PR

オーシャンブルー



野朝顔(ノアサガオ)はヒルガオ科サツマイモ属(イポメア属)の多年草である。
本州の伊豆諸島、紀伊半島、小笠原諸島と四国から沖縄にかけて分布し、海岸や道ばたなどに生える。
海外では、熱帯から温帯にかけて広く分布する。
オーシャンブルー(Ocean Blue)はその園芸品種の1つで代表的な品種である。
特徴は、花の色が鮮やかなことである。
咲き始めは青紫色で、次第に紫色に変わる。
茎は濃い紅紫色で、草丈は10メートル以上になる。
葉は心形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁は波打ち、先は尖る。
葉には疎らに毛が生える。
開花時期は6月から12月くらいである。
沖縄では周年開花をする。
花径は5センチから8センチくらいで、漏斗状である。
花は朝開き、昼にはしぼむ。
花の柄には2枚の苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)がつく。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Ipomoea はギリシャ語の「ips(芋虫)+homoios(似た)」からきている。物に絡みついて這い登る性質からから名づけられた。
種小名の indica は「インドの」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Ipomoea indica 'Ocean Blue'

★玄関を派手に彩り垂れ下がる
 オーシャンブルーに心うきうき




花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル








ムルダニア・シンプレクス



ムルダニア・シンプレクスはツユクサ科イボクサ属の多年草である。
中国、東南アジア、インドシナ半島、マレーシア、インドネシア、インド、東アフリカなどに分布し、湿地や草地に生える。
中国名は「細竹蒿草(サイチクコウソウ)」である。
草丈は20センチから50センチくらいである。
葉は幅の狭い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から9月である。
花径15ミリくらいの白ないし紫色の3弁花をつける。
花は一日花である。
花の後にできる実は楕円形のさく果(熟すと果皮が裂開する果実)で、垂れ下がる。
清熱、止咳、解毒、利尿などの薬効があり、中国では薬草とされる。
属名の Murdannia はインドの植物収集家「ムルダン(Munshi Murdan Ali, 1800's)さん」の名からきている。
種小名の simplex は「単生の」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Murdannia simplex

★するすると茎を這わせて蔓延るを
 想像させる疣草の仲間




花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル








犬山椒(イヌザンショウ)



犬山椒(イヌザンショウ)はミカン科サンショウ属の落葉低木である。
本州から九州にかけて分布し、低地の林の中に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
樹高は1~3メートルくらいである。
枝には棘があり、互い違いに生える(互生)。
山椒(サンショウ)の場合は、1組ずつ向かい合って生える(対生)。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は長めの楕円形で、縁には細かく先が鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には悪臭がある。
開花時期は8~9月である。
雌雄異株である。
散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、淡い黄緑色の花をたくさんつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で3つのブロックからなり、円形で熟すと黒くなる。
和名の由来は、葉が「山椒」に似るが役に立たない(「犬」)というところからきている。
葉や種子は民間療法で湿布薬とされる。
属名の Zanthoxylum はギリシャ語の「Zantho(黄色い)+xilon(木質)」からきている。この属の植物が黄色染料として使われることから名づけられた。
種小名の schinifolium は「ウルシ科コショウボク属(Schinus)のような葉の」という意味である。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Zanthoxylum schinifolium

★それぞれに生きればいいさそれなりに
 犬山椒は風に吹かれて




花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル








ドワーフコットン



ドワーフコットンはアオイ科ワタ属の多年草である。
木立綿(キダチワタ:Gossypium arboreum)系の園芸品種で、「サカタのタネ」から発売されている。
草丈20~25センチで咲き始める矮性品種である。
園芸上は一年草として扱われる。
木立綿(キダチワタ)の原産地はインド、パキスタンである。
草丈は20~60センチくらいである。
葉は手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8~10月である。
花径4センチくらいの黄色い5弁花で、花の真ん中が赤褐色をしている。
花は一日花である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
ひと月くらいで熟して裂開し、白い綿毛が露出する。
属名の Gossypium はラテン語の「gossum(腫れ物)」からきている。膨らんだ果実の形をたとえたものである。
種小名の arboreum は「樹木の」という意味である。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Gossypium arboreum 'Dwarf Cotton'

★綿だって園芸用になるんだよ
 ドワーフの名もどこか可愛く




花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル







楽天

PR






AmazonStore
by amanatu


カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カウンター



最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

アクセス解析