犬山椒(イヌザンショウ) 秋の花 2013年09月13日 犬山椒(イヌザンショウ)はミカン科サンショウ属の落葉低木である。本州から九州にかけて分布し、低地の林の中に生える。海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。樹高は1~3メートルくらいである。枝には棘があり、互い違いに生える(互生)。山椒(サンショウ)の場合は、1組ずつ向かい合って生える(対生)。葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。小葉の形は長めの楕円形で、縁には細かく先が鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。葉には悪臭がある。開花時期は8~9月である。雌雄異株である。散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、淡い黄緑色の花をたくさんつける。花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で3つのブロックからなり、円形で熟すと黒くなる。和名の由来は、葉が「山椒」に似るが役に立たない(「犬」)というところからきている。葉や種子は民間療法で湿布薬とされる。属名の Zanthoxylum はギリシャ語の「Zantho(黄色い)+xilon(木質)」からきている。この属の植物が黄色染料として使われることから名づけられた。種小名の schinifolium は「ウルシ科コショウボク属(Schinus)のような葉の」という意味である。写真は10月に箱根湿生花園で撮った。学名:Zanthoxylum schinifolium★それぞれに生きればいいさそれなりに 犬山椒は風に吹かれて花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E7%A7%8B%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E7%8A%AC%E5%B1%B1%E6%A4%92%EF%BC%88%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6%EF%BC%89" /> -->