忍者ブログ

季節の花

いま咲いている花

Home > 記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

長葉葉薊(ナガバハアザミ)



長葉葉薊(ナガバハアザミ)はキツネノマゴ科ハアザミ属(アカンツス属)の多年草である。
アカンツス属は地中海沿岸地方やアジア、アフリカに50種くらいが分布する。
園芸的にはアカンサスの名で知られている。
同属のアカンツス・モリスの和名を葉薊(ハアザミ)といい、属名の和名もハアザミ属という。
本種の原産地はバルカン半島などである。
学名のアカンツス・ロンギフォリウスで表示するものもある。
また、アカンツス・バルカニクスやアカンツス・ハンガリクスの別名がある。
草丈は60センチから120センチくらいである。
根際に生える葉は細長い楕円形で羽状に深く切れ込み、棘がある。
開花時期は6月から8月である。
白ないし紫色を帯びた唇形の花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
なお、和名の由来は葉が薊(アザミ)に似ており、細長い葉であることからつけられた。
属名の Acanthus はギリシャ語の「akanthos(棘の多い)」からきている。
種小名の longifolius は「長い葉の」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Acanthus longifolius(syn. Acanthus hungaricus, Acanthus balcanicus)

★葉の違い比べてみれば成る程と
 目を皿にするこれも葉薊




花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル








PR

ベゴニア・アルボピクタ・ロセア



ベゴニア・アルボピクタはシュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の多年草である。
ベゴニア属は世界に2000種くらいが分布する。
日本にも中国原産だが野生化した秋海棠(シュウカイドウ)が生育するので、属名の和名をシュウカイドウ属という。
ベゴニア・アルボピクタの原産地はブラジルである。
木立性ベゴニアといわれるものの1つである。
茎が木質化して立ち上がる性質がある。
和名を銀星ベゴニア(ギンボシベゴニア)という。
ロセア(rosea)はその変種である。
基本種との違いは花の色がピンクになることで、基本種の花の色は白い。
草丈は60センチから100センチくらいである。
葉は左右非対称の卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉は艶のある緑色で、白い斑点が入る。
葉の先は尖り、縁は波状となる。
開花時期は6~8月である。
葉の脇から集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、花径1センチから2センチの小さなピンクの花をつける。
花被片は4枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Begonia はフランス人でフランス領アンティル諸島の総督だった「ベゴン(Michel Begon, 1638-1710)さん」の名からきている。ベゴニアの仲間数種をヨーロッパに紹介した。
種小名の albo-picta は「白く彩色された」という意味である。
変種名の rosea は「バラ色の」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Begonia albo-picta var. rosea

★北の地でベゴニア見るもまた楽し
 いろんな原種集めているね




花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル







サルビア・ネモロサ・スノーヒル



サルビア・ネモロサはシソ科アキギリ属(サルビア属)の多年草である。
サルビア属は中南アメリカやヨーロッパを中心に900種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本にも秋桐(アキギリ)などが分布するので、属名の和名をアキギリ属という。
サルビア・ネモロサの原産地はヨーロッパの中央部から西アジアにかけてである。
スノーヒルはその園芸品種である。
品種名はシュネーヒューゲル(Schneehugel)でドイツ語名なのだが、日本では英訳したスノーヒルの名で売られている。
草丈は40~60センチくらいである。
全体に毛が生えている。
葉は長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~7月くらいである。
茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い筒状の花をつける。
基本種の花の色は濃い紫色である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の nemorasa は「森林に生える」という意味である。
品種名の Schneehugel はドイツ語で「雪の丘」という意味である。
写真は6月に北海道上川町の大雪森のガーデンで撮った。
学名:Salvia nemorosa 'Schneehugel'

★花の色変わればムードも大違い
 北の大地がとても似合って




花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル








オエノテラ・テトラゴナ



オエノテラ・テトラゴナはアカバナ科マツヨイグサ属(オエノテラ属)の多年草である。
オエノテラ属はアメリカ大陸に145種くらいが分布する。
属名の読み方は「エノテラ」や「オエノセラ」とするものもある。
日本でも待宵草(マツヨイグサ)などが野生化しているので、属名の和名をマツヨイグサ属という。
本種の原産地は北アメリカ大陸の東部である。
オエノテラ・フルティコサ(Oenothera fruticosa)の亜種グラウカ(glauca)とシノニムのようである。
英名はナローリーフ・イブニングプリムローズ(narrowleaf evening-primrose)という。
和名は霜降待宵草(シモフリマツヨイグサ)である。
草丈は30~45センチくらいである。
茎は直立する。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5~8月くらいである。
花径3~5センチくらいの黄色い4弁花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Oenothera はギリシャ語の「oinos(酒)+ther(野獣)」からきている。根にブドウ酒のような香気があり、野獣が好むということから名づけられた。
種小名の tetragona は「四角の」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Oenothera tetragona(syn. Oenothera fruticosa subsp. glauca)

★この花はどんな位置づけされてるの
 調べてみるもまた楽しくて




花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル







ペンステモン・ピニフォリウス



ペンステモン・ピニフォリウスはゴマノハグサ科アメリカイワブクロ属(ペンステモン属)の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)オオバコ科とされる。
ペンステモン属は北アメリカを中心に250種くらいが分布する。
かつては日本に分布する岩袋(イワブクロ)もこの属の植物と考えられていたが、現在はイワブクロ属(Pennellianthus)として区別されている。
本種の原産地は北アメリカである。
アメリカ合衆国の南西部で、ニューメキシコ州やアリゾナ州に分布する。
英名はパインニードル・ペンステモン(pine needle penstemon)である。
パインニードルは松葉のことである。
草丈は30センチから40センチくらいである。
葉は松葉のような針状で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5~7月くらいである。
茎先に朱紅色をした筒状の花をつける。
花冠の先は唇形に裂ける。
花の色は黄色のものもある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Penstemon はギリシャ語の「pente(5)+stemon(雄しべ)」からきている。1本の仮雄しべと4本の雄しべがあることから名づけられた。
種小名の pinifolius は「松のような葉の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Penstemon pinifolius

★花の数そんなに多くはないみたい
 エリカみたいな雰囲気見せて




花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル







楽天

PR






AmazonStore
by amanatu


カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カウンター



最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

アクセス解析