サルビア・ネモロサ・スノーヒル 夏の花 2014年07月21日 サルビア・ネモロサはシソ科アキギリ属(サルビア属)の多年草である。サルビア属は中南アメリカやヨーロッパを中心に900種くらいが分布する。また、多くの園芸品種が作出されている。日本にも秋桐(アキギリ)などが分布するので、属名の和名をアキギリ属という。サルビア・ネモロサの原産地はヨーロッパの中央部から西アジアにかけてである。スノーヒルはその園芸品種である。品種名はシュネーヒューゲル(Schneehugel)でドイツ語名なのだが、日本では英訳したスノーヒルの名で売られている。草丈は40~60センチくらいである。全体に毛が生えている。葉は長い卵形で、向かい合って生える(対生)。葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は5~7月くらいである。茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い筒状の花をつける。基本種の花の色は濃い紫色である。花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。種小名の nemorasa は「森林に生える」という意味である。品種名の Schneehugel はドイツ語で「雪の丘」という意味である。写真は6月に北海道上川町の大雪森のガーデンで撮った。学名:Salvia nemorosa 'Schneehugel' ★花の色変わればムードも大違い 北の大地がとても似合って花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%8D%E3%83%A2%E3%83%AD%E3%82%B5%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%AB" /> -->