パーマネントウェーブ 秋の花 2015年10月03日 パーマネントウェーブ(Permanent Wave)はバラ科バラ属の落葉低木である。園芸品種名はいわゆるパーマのことである。フロリブンダ系(Floribunda:FL)と呼ばれるものの1つで、四季咲きの中輪である。(薔薇図鑑参照)1932年にオランダのマシアス・レーンデルス(Mathias Leenders)によって作出された。樹高は100センチから150センチくらいである。樹形は直立性である。開花時期は5月から11月くらいである。花径8センチくらいの平咲きの半八重で、花の色は濃いピンクである。花弁の縁がフリルになって波打つ。花には微香がある。写真は11月に京成バラ園で撮った。学名:Rosa 'Permanent Wave'★花びらがフリルのように波を打つ それだけだけど華やぎ増して花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR
カイザリン・アウグステ・ビクトリア 秋の花 2015年10月02日 カイゼリン・アウグステ・ビクトリア(Kaiserin Auguste Viktoria)はバラ科バラ属の落葉低木である。ハイブリッドティ系(Hybrid Tea:HT)と呼ばれるものの1つで、四季咲きの大輪である。(薔薇図鑑参照)1891年にドイツのランベルト(Peter Lambert)によって作出された。ハイブリッドティ系としては初期のもので、オールドローズ(Old Rose:O)のティローズ系(Tea Rose:T)の雰囲気を残す。園芸品種名はドイツ皇帝であったウィルヘルム2世の妃の名からきている。戦前の日本では敷島(シキシマ)の名で流通していた。「敷島」は日本の古い国号の1つで、戦艦名や力士名、煙草の名などにも用いられている。樹高は100センチから180センチくらいである。樹形は木立性である。花には微香がある。開花時期は5月から11月である。花径15センチくらいの剣弁高芯咲きの八重で、花の色は真ん中が緑がかった白である。咲き進むとロゼット咲きになる。花弁数は100枚くらいである。写真は11月に京成バラ園で撮った。学名:Rosa 'Kaiserin Auguste Viktoria'★近代を具現するかと思わせる 花の姿に歴史を重ね花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
葛藤(ツヅラフジ) 夏の花 2015年08月16日 葛藤(ツヅラフジ)はツヅラフジ科ツヅラフジ属(シノメニウム属)の蔓性落葉低木である。シノメニウム属は本種のみの1属1種である。日本にも分布し、属名の和名をツヅラフジ属という。日本では本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、山地の石灰岩の林の縁などに生える。海外では、台湾、中国、タイ、ネパール、インドの北部などにも分布する。和名の由来は藤(フジ)に似た蔓性の植物ということからきている。別名を大葛藤(オオツヅラフジ)ともいう。中国名は「風龍」である。茎や根茎を干したものを生薬で防已(ぼうい)といい、利尿・鎮痛作用がある。蔓の長さは10メートルに達する。葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。切れ込みのないものもあれば、浅く5つから7つに裂けるものもあり、変化が多い。葉の質は薄く、両面ともに毛は生えない。葉の柄が5センチから10センチくらいあり長いのが特徴である。雌雄異株である(同株のこともある)。開花時期は6月から8月くらいである。枝先や葉の脇から円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、淡い緑色の小さな花をたくさんつける。花弁数は6枚、萼片数も6枚である。花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、黒く熟する。属名の Sinomenium はギリシャ語の「sino(中国の)+menis(半月)」からきている。中国産で果実の核が半月形であることから名づけられた。種小名の acutum は「鋭い形の」という意味である。写真は8月に小石川植物園で撮った。学名:Sinomenium acutum★面白味あるではないが葛藤 姿地味でも人に役立ち花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
鬼野老(オニドコロ) 夏の花 2015年08月12日 鬼野老(オニドコロ)はヤマノイモ科ヤマノイモ属(ディオスコレア属)の蔓性多年草である。ディオスコレア属は世界の温帯や熱帯に600種以上が分布する。日本にも山芋(ヤマノイモ)などが分布し、属名の和名をヤマノイモ属という。本種は北海道から九州にかけて分布し、山野の草地や川岸などに生える。海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。地下の根茎は太く長く伸びてひげ根を出す。地上に伸びる茎は右巻きの蔓を出し、木に絡みついて生長する。蔓の長さは数メートルになる。葉は円心形から三角状の心形で先は長く尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。長さは5センチから12センチあり大きい。葉は互い違いに生える(互生)。山芋(ヤマノイモ)とよく似ているが、こちらは向かい合って生える(対生)。また、山芋(ヤマノイモ)にはムカゴがつく。開花時期は7月から8月である。雌雄異株である。花径は2ミリくらいで、花の色は黄緑色である。花被片は6枚、雄しべは6本である。雄花は花穂が直立し、雌花は細長い花穂が垂れ下ってつく。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け種子が散布される果実)で、3個の翼があり、穂状に並んでつく。「野老」の名は、ひげ根の多い根茎を老人になぞらえたものである。「鬼」は近縁種よりも葉が大きいことからきている。根茎には苦みがあり、有毒である。生薬名を菟かい(ひかい)といい、魚毒として利用された。花言葉は「子だくさん」である。属名の Dioscorea はギリシャの医師で植物学者だった「ディオスコリデス(Pedanius Dioscorides, 40-90AD)」の名からきている。種小名の tokoro は日本名の「トコロ」からきている。写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。学名:Dioscorea tokoro★絡みつき野性の力見せつけて 鬼野老咲く太陽の下花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
檜葉苔(ヒバゴケ) 観葉植物 2015年08月04日 檜葉苔(ヒバゴケ)はイワヒバ科イワヒバ属(セラギネラ属)の多年草である。セラギネラ属は世界に700種くらいが分布する。日本にも岩檜葉(イワヒバ)などが分布し、属名の和名をイワヒバ属という。本種は、日本では小笠原諸島のみに分布する。海外では、台湾、フィリピンにも分布する。山地の林の中や林の縁、樹木の幹などに生えるシダ植物である。別名を無人鞍馬苔(ムニンクラマゴケ)ともいう。茎は地上を匍匐して伸び、疎らに枝分かれをする。ところどころに長い楕円形をした小さな葉(側枝)を密につける。和名の由来は、側枝の形状が檜(ヒノキ)に似ていること、「苔」のように見えることからきている。属名の Selaginella はヒカゲノカズラの古名「Selago」の縮小形である。種小名の boninensis は「無人島の(小笠原の)」という意味である。写真は7月に小石川植物園で撮った。学名:Selaginella boninensis★その違いどこにあるやら分からぬが 独自の進化ここにも一つ 花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|