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バコパ・コピア

バコパ・コピア

バコパ・コピアはゴマノハグサ科ステラ属の常緑多年草である。
バコパ(Bacopa)はステラシノニム(異名)で、旧属名である。
基本種はステラ・コルダータである。
近縁種のステラ・ディッフスス(Sutera diffusus)に比べて大輪である。
原産地はアフリカやカナリア諸島である。
コピア('Copia')はその園芸品種である。
花の色には白、ピンク、紫のものがある。
草丈は15~20センチくらいである。
茎や葉には毛が生える。
葉は卵円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は、真夏を除いてほぼ周年である。
花径は2センチくらいで、花冠は星形に5つに裂ける。
属名の Sutera イタリア語で恒星を意味する「stella」に由来する。
種小名の cordata は「心臓形の」という意味である。
写真は1月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Sutera cordata 'Copia'


★大輪と言うけど花は小さいよ
 だけど元気に咲くのがとりえ


バコパ・コピア

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待雪草(マツユキソウ)

待雪草(マツユキソウ)

待雪草(マツユキソウ)はヒガンバナ科マツユキソウ属(ガランツス属)の多年草である。
原産地は南ヨーロッパからコーカサス地方にかけてである。
スノードロップ(snowdrop)と呼ばれるものの1つである。
別に大雪の花(オオユキノハナ:Galanthus elwesii)にもこの名称が用いられる。
草丈は10センチから15センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は1月から3月である。
花茎の先に白い花を下向きにつける。
花被片は6枚である。
花被片のつけ根の部分は緑色である。
また、内花被片(短い花被片)には緑色の模様が入る。
属名の Galanthus はギリシャ語の「gala(ミルク)+ anthos(花)」からきている。
種小名の nivalis は「雪の時期の」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Galanthus nivalis


★比べれば小振りな姿よくわかる
 待雪草は地を這うように


待雪草(マツユキソウ)

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蔓蛸の木(ツルタコノキ)

蔓蛸の木(ツルタコノキ)

蔓蛸の木(ツルタコノキ)はタコノキ科ツルアダン属の常緑多年草である。
学名からフレイキネティア・ムルティフロラの名で表示するところもある。
原産地はフィリピンである。
英名はフラワーリング・パンダナス(flowering pandanus)である。
パンダナスは「蛸の木」のことである。
草丈は100センチから150センチくらいである。
茎を他の植物体に絡ませて伸びる。
葉は長さ30センチ、幅2センチくらいの披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の色は濃い緑色で艶があり、縁には棘がある。
開花時期は冬から春である。
雌雄異株である。
茎先に緑色の肉穂花序花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)をつける。
花を包んでいるオレンジ色のものは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。
花の後にできる実は円筒形の集合果である。
葉、茎、根などはマットやサンダルに加工される。
属名の Freycinetia はフランスの海洋探検家「フレシネ(Freycinet)」の名からきている。
種小名の multiflora は「多数花の」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Freycinetia multiflora


★鮮やかな色がいかにも南国の
 ムード伝える蔓蛸の木は


蔓蛸の木(ツルタコノキ)

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ブーゲンビレア・スペクタビリス

ブーゲンビレア・スペクタビリス

ブーゲンビレア・スペクタビリスはオシロイバナ科イタスズラ属の半蔓性常緑低木である。
原産地は中南アメリカである。
読み方はブーゲンビリアとするものもある。
和名は筏葛(イカダカズラ)という。
樹高は1~5メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7~10月くらいである。
温室では周年開花する。
花の色は、赤や桃色を中心にさまざまである。
3枚の花弁のように見えるのは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。
花弁はなく、苞に包まれて3つの白い萼筒がある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Bougainvillea はルイ15世が派遣した調査艦の艦長「ブーガンビル(Bougainville)」の名にちなむ。
種小名の spectabilis は「素晴らしい」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Bougainvillea spectabilis


★南国の空の青さによく似合う
 苞にくるまれ風と戯れ


ブーゲンビレア・スペクタビリス

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ポインセチア

ポインセチア

ポインセチアはトウダイグサ科トウダイグサ属の常緑小高木である。
原産地はメキシコ及び中央アメリカである。
メキシコではノーチェ・ブエナ(聖夜)と呼ばれる。
クリスマスを飾る花として親しまれてきた。
日本へは明治時代の中期に渡来した。
和名は猩々木(ショウジョウボク)である。
樹高は5~7メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は10~1月である。
花は杯状花序(花が杯状の苞に包まれるて茎先につく)である。
花弁がなく、花のようにみえるのは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。
花の色は赤いが、ピンクやクリーム色、白などの園芸品種がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Euphorbia はローマ時代のモーリタニア王Jubaの侍医「エウフォルブス(Euphorbus)さん」にちなんで名づけられた。この属の植物の1種の乳液を初めて薬に使ったことからきている。
種小名の pulcherrima は「非常に美しい」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Euphorbia pulcherrima


★えっこれがポインセチアかびっくりだ
 繁った枝に花を探して


ポインセチア

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