ブーゲンビレア・スペクタビリス 四季咲きの花 2011年01月08日 ブーゲンビレア・スペクタビリスはオシロイバナ科イタスズラ属の半蔓性常緑低木である。原産地は中南アメリカである。読み方はブーゲンビリアとするものもある。和名は筏葛(イカダカズラ)という。樹高は1~5メートルくらいである。葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。開花時期は7~10月くらいである。温室では周年開花する。花の色は、赤や桃色を中心にさまざまである。3枚の花弁のように見えるのは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。花弁はなく、苞に包まれて3つの白い萼筒がある。花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。属名の Bougainvillea はルイ15世が派遣した調査艦の艦長「ブーガンビル(Bougainville)」の名にちなむ。種小名の spectabilis は「素晴らしい」という意味である。写真は1月につくば植物園で撮った。学名:Bougainvillea spectabilis★南国の空の青さによく似合う 苞にくるまれ風と戯れ今日の花ドットコム花図鑑PR