ポインセチア 冬の花 2011年01月07日 ポインセチアはトウダイグサ科トウダイグサ属の常緑小高木である。原産地はメキシコ及び中央アメリカである。メキシコではノーチェ・ブエナ(聖夜)と呼ばれる。クリスマスを飾る花として親しまれてきた。日本へは明治時代の中期に渡来した。和名は猩々木(ショウジョウボク)である。樹高は5~7メートルくらいである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。開花時期は10~1月である。花は杯状花序(花が杯状の苞に包まれるて茎先につく)である。花弁がなく、花のようにみえるのは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。花の色は赤いが、ピンクやクリーム色、白などの園芸品種がある。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Euphorbia はローマ時代のモーリタニア王Jubaの侍医「エウフォルブス(Euphorbus)さん」にちなんで名づけられた。この属の植物の1種の乳液を初めて薬に使ったことからきている。種小名の pulcherrima は「非常に美しい」という意味である。写真は1月につくば植物園で撮った。学名:Euphorbia pulcherrima★えっこれがポインセチアかびっくりだ 繁った枝に花を探して今日の花ドットコム花図鑑PR