八ヶ岳唐檜(ヤツガタケトウヒ) 観葉植物 2012年02月15日 八ヶ岳唐檜(ヤツガタケトウヒ)はマツ科トウヒ属の常緑高木である。八ヶ岳の西岳にのみ分布する。標高1500から2000メートルくらいの地域で見られる。環境省のレッドデータブックでは、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。樹高は25メートルくらいである。クリスマスツリーのような樹形になる。樹皮は灰褐色で、浅く裂ける。葉は淡い緑色をしており、断面は菱形である。属名の Picea はラテン語の「pix(ピッチ)」からきたある種のマツの仲間のラテン名からきている。種小名の koyamai は針葉樹を採集した「小山光男さんの」という意味である。写真は1月につくば植物園で撮った。学名:Picea koyamai★すっと立つ姿はとても美しい こんなときこそ写しておこう花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR
芽キャベツ(メキャベツ) 果実・野菜 2012年02月14日 芽キャベツ(メキャベツ)はアブラナ科アブラナ属の一年草である。原産地はベルギーである。日本へは明治時代の初期に渡来した。分類上は、キャベツと変種同士とされている。別名を子持ち甘藍(コモチカンラン)という。甘藍(カンラン)はキャベツの別名である。草丈は30~90センチくらいである。茎の中ほどから上部の葉の脇に芽がつく。その芽が、直径2~4センチのキャベツ状に結球する。ビタミンCを多く含み、食材とされる。花を見ることは少ないが、株を放置すると、花茎が伸びて菜の花が咲く。属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。種小名の oleracea は「食用蔬菜の」という意味である。変種名の gemmifera は「むかごのある」という意味である。写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。学名:Brassica oleracea var. gemmifera★野菜にもいろんなタイプあるんだね これは芽キャベツ味はどうかな花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
業平竹(ナリヒラダケ) 観葉植物 2012年02月13日 業平竹(ナリヒラダケ)はイネ科ナリヒラダケ属の常緑小高木である。日本固有種である。四国と九州に分布する。また、関東地方より南部で庭木として植えられる。和名は、在原業平のように容姿端麗ということで名づけられた。命名者は牧野富太郎博士である。樹高は5~8メートルくらいである。若いものは緑色だが、冬には紫色を帯びる。稈は細く、節間は長い。葉は幅の狭い披針形である。属名の Semiarundinaria はラテン語の「semi(半分)+Arundinaria(アズマザサ属)」からきている。種小名の fastuosa は「非常に美しい」という意味である。写真は1月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。学名:Semiarundinaria fastuosa★すっきりと育った姿見てみたい 初めて会った業平竹の花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
クロクス・クリサンツス 冬の花 2012年02月12日 クロクス・クリサンツスはアヤメ科サフラン属の多年草である。原産地はギリシャ、東ヨーロッパ、西アジアなどである。草丈は10~20センチくらいである。葉は細い線形で、真ん中に白い筋が入る。開花時期は2~4月である。花びら(花被片)は6枚である。花の大きさは4~6センチくらいである。花の色には黄色である。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。黄花種の交配親となっている。属名の Crocus はギリシャ語の「croke(糸)」からきている。雌しべが糸状となることから名づけられた。種小名の chrysanthus は「黄色の花の」という意味である。写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。 学名:Crocus chrysanthus★クロッカス黄色い花も麗らかな 春を手招く我も仲間と花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
丸葉柳(マルバヤナギ) 春の花 2012年02月11日 丸葉柳(マルバヤナギ)はヤナギ科ヤナギ属の落葉高木である。別名を赤芽柳(アカメヤナギ)ともいう。本州の東北地方から九州にかけて分布し、川岸などの湿地に生える。また、庭木とされる。海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。樹高は10~20メートルくらいである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。雌雄別株である。開花時期は4~5月くらいである。黄緑色の花を穂状につける。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。和名の由来は、葉に丸みのあることからきている。また、新芽や若葉が紅色を帯びることから赤芽柳(アカメヤナギ)と呼ばれる。属名の Salix はケルト語の「sal(近い)+lis(水)」からきている。水辺に多いことから名づけられた。種小名の chaenomeloides は「ボケ属(Chaenomeles)に似た」という意味である。写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。学名:Salix chaenomeloides★柳にも種類いろいろあるんだね 芽の色赤い丸葉柳は花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|