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八ヶ岳唐檜(ヤツガタケトウヒ)

八ヶ岳唐檜(ヤツガタケトウヒ)

八ヶ岳唐檜(ヤツガタケトウヒ)はマツ科トウヒ属の常緑高木である。
八ヶ岳の西岳にのみ分布する。
標高1500から2000メートルくらいの地域で見られる。
環境省のレッドデータブックでは、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
樹高は25メートルくらいである。
クリスマスツリーのような樹形になる。
樹皮は灰褐色で、浅く裂ける。
葉は淡い緑色をしており、断面は菱形である。
属名の Picea はラテン語の「pix(ピッチ)」からきたある種のマツの仲間のラテン名からきている。
種小名の koyamai は針葉樹を採集した「小山光男さんの」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Picea koyamai


★すっと立つ姿はとても美しい
 こんなときこそ写しておこう


八ヶ岳唐檜(ヤツガタケトウヒ)

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芽キャベツ(メキャベツ)

芽キャベツ(メキャベツ)

芽キャベツ(メキャベツ)はアブラナ科アブラナ属の一年草である。
原産地はベルギーである。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
分類上は、キャベツと変種同士とされている。
別名を子持ち甘藍(コモチカンラン)という。
甘藍(カンラン)はキャベツの別名である。
草丈は30~90センチくらいである。
茎の中ほどから上部の葉の脇に芽がつく。
その芽が、直径2~4センチのキャベツ状に結球する。
ビタミンCを多く含み、食材とされる。
花を見ることは少ないが、株を放置すると、花茎が伸びて菜の花が咲く。
属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。
種小名の oleracea は「食用蔬菜の」という意味である。
変種名の gemmifera は「むかごのある」という意味である。
写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Brassica oleracea var. gemmifera


★野菜にもいろんなタイプあるんだね
 これは芽キャベツ味はどうかな


芽キャベツ(メキャベツ)

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業平竹(ナリヒラダケ)

業平竹(ナリヒラダケ)

業平竹(ナリヒラダケ)はイネ科ナリヒラダケ属の常緑小高木である。
日本固有種である。
四国と九州に分布する。
また、関東地方より南部で庭木として植えられる。
和名は、在原業平のように容姿端麗ということで名づけられた。
命名者は牧野富太郎博士である。
樹高は5~8メートルくらいである。
若いものは緑色だが、冬には紫色を帯びる。
稈は細く、節間は長い。
葉は幅の狭い披針形である。
属名の Semiarundinaria はラテン語の「semi(半分)+Arundinaria(アズマザサ属)」からきている。
種小名の fastuosa は「非常に美しい」という意味である。
写真は1月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Semiarundinaria fastuosa


★すっきりと育った姿見てみたい
 初めて会った業平竹の


業平竹(ナリヒラダケ)

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クロクス・クリサンツス

クロクス・クリサンツス

クロクス・クリサンツスはアヤメ科サフラン属の多年草である。
原産地はギリシャ、東ヨーロッパ、西アジアなどである。
草丈は10~20センチくらいである。
葉は細い線形で、真ん中に白い筋が入る。
開花時期は2~4月である。
花びら(花被片)は6枚である。
花の大きさは4~6センチくらいである。
花の色には黄色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
黄花種の交配親となっている。
属名の Crocus はギリシャ語の「croke(糸)」からきている。雌しべが糸状となることから名づけられた。
種小名の chrysanthus は「黄色の花の」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Crocus chrysanthus


★クロッカス黄色い花も麗らかな
 春を手招く我も仲間と


クロクス・クリサンツス

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丸葉柳(マルバヤナギ)

丸葉柳(マルバヤナギ)

丸葉柳(マルバヤナギ)はヤナギ科ヤナギ属の落葉高木である。
別名を赤芽柳(アカメヤナギ)ともいう。
本州の東北地方から九州にかけて分布し、川岸などの湿地に生える。
また、庭木とされる。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
樹高は10~20メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
雌雄別株である。
開花時期は4~5月くらいである。
黄緑色の花を穂状につける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、葉に丸みのあることからきている。
また、新芽や若葉が紅色を帯びることから赤芽柳(アカメヤナギ)と呼ばれる。
属名の Salix はケルト語の「sal(近い)+lis(水)」からきている。水辺に多いことから名づけられた。
種小名の chaenomeloides は「ボケ属(Chaenomeles)に似た」という意味である。
写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Salix chaenomeloides


★柳にも種類いろいろあるんだね
 芽の色赤い丸葉柳は


丸葉柳(マルバヤナギ)

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