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アレカ椰子(アレカヤシ)

アレカ椰子(アレカヤシ)

アレカ椰子(アレカヤシ)はヤシ科ヤマドリヤシ属(クリサリドカルプス属)の常緑小高木である。
原産地はマダガスカル島である。
アレカ椰子(アレカヤシ)という名は本種がかつて属していたアレカ属(Areca:ビンロウジュ属)の名残である。
和名は山鳥椰子(ヤマドリヤシ)という。
別名は黄金竹椰子(コガネタケヤシ)である。
樹高は3~8メートルくらいである。
根元からよく枝分かれをし、株立ち状(根元から何本もの細い幹を立ち上がらせる)となる。
幹には葉の落ちた跡の環状紋が残る。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、緩やかにアーチ状となる。
小葉は淡い緑色で、1枚の葉は40~60対の小葉で構成される。
葉柄と葉鞘は黄色く、黒い斑が入る。
雌雄異株である。
花の色は白く、穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)にたくさんつく。
英名はイエローバタフライパーム(yellow butterfly palm)である。
属名の Chrysalidocarpus はギリシャ語の「chrysos(黄金色)+karpos(果実)」からきている。
種小名の lutescens は「淡い黄色の」という意味である。
写真は11月に沖縄市の東南植物楽園で撮った。
学名:Chrysalidocarpus lutescens


★きらきらと黄金の色に輝いて
 アーチをつくる山鳥椰子は


アレカ椰子(アレカヤシ)

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アリクリ椰子(アリクリヤシ)

アリクリ椰子(アリクリヤシ)

アリクリ椰子(アリクリヤシ)はヤシ科アリクリヤシ属の常緑低木である。
原産地はブラジルの北東部である。
英名は arikury palm という。
樹高は5メートルくらいである。
幹は単一で粗毛に覆われ、羽状葉はアーチ状に垂れ下がる。
属名の Arikuryroba は属名の「Arikury(ヤシ科アリクリ属)」からきている。
種小名の schizophylla は「裂けた葉の」という意味である。
写真は11月に沖縄市の東南植物楽園で撮った。
学名:Arikuryroba schizophylla


★日本ではなかなか見られぬ椰子の木に
 心も躍る沖縄の冬


アリクリ椰子(アリクリヤシ)

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アサバソウ

アサバソウ

アサバソウはイラクサ科ミズ属(ピレア属)の常緑多年草である。
漢字表記でどう書くのかははっきりしない。
学名のピレア・カデイエレイでも流通している。
原産地は中国、ベトナムである。
草丈は30センチくらいである。
根元からよく枝分かれをし、株立ち状(根元から何本もの細い幹を立ち上がらせる)となる。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の色は艶のある鮮やかな緑色で、銀白色の斑が入る。
英名はアルミニウムプランツ(aluminum plant)である。
開花時期は8月である。
花の色は白い。
観葉植物として人気が高い。
属名の Pilea はラテン語の「pileus(フエルト帽)」からきている。花被片の形からつけられた名である。
種小名の cadierei はフランス人の植物学者「カディエル(R. P. Cadiere)さんの」という意味である。
写真は11月に沖縄市の東南植物楽園で撮った。
学名:Pilea cadierei


★金属を思わすようにてかてかと
 葉が個性的カデイエレイは


アサバソウ

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通草葛(アケビカズラ)

通草葛(アケビカズラ)

通草葛(アケビカズラ)はガガイモ科マメヅタカズラ属の蔓性常緑多年草である。
インド東部、マレーシア、メラネシア、オーストラリアなどに分布し、林の中で他の植物に絡みついて生育する着生植物である。
年中スコールが降る地域にも、雨季と乾季が明瞭な地域にも生育する。
別名を通草擬き(アケビモドキ)という。
学名のディスキディア・ラフレシアナで表示するものもある。
貯水嚢と呼ばれるアケビの実のような袋状の葉をつける。
葉は成長するにつれて袋状となる。
中に溜まった水や有機物から栄養分や水分を吸収する。
また、この葉の中にアリが土を運び込んで巣をつくる。
葉の中に生育している根には鎮咳作用があるという。
属名の Dischidia はギリシャ語の「dischides(二つに裂けた)」からきている。
種小名の rafflesiana はイギリス人の植民地経営者で博物学者の「ラッフルズ(T. S. Raffles)さんの」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Dischidia rafflesiana


★植物の多様な生き方面白く
 ためになるけど口もあんぐり


通草葛(アケビカズラ)

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