通草葛(アケビカズラ) 観葉植物 2011年11月21日 通草葛(アケビカズラ)はガガイモ科マメヅタカズラ属の蔓性常緑多年草である。インド東部、マレーシア、メラネシア、オーストラリアなどに分布し、林の中で他の植物に絡みついて生育する着生植物である。年中スコールが降る地域にも、雨季と乾季が明瞭な地域にも生育する。別名を通草擬き(アケビモドキ)という。学名のディスキディア・ラフレシアナで表示するものもある。貯水嚢と呼ばれるアケビの実のような袋状の葉をつける。葉は成長するにつれて袋状となる。中に溜まった水や有機物から栄養分や水分を吸収する。また、この葉の中にアリが土を運び込んで巣をつくる。葉の中に生育している根には鎮咳作用があるという。属名の Dischidia はギリシャ語の「dischides(二つに裂けた)」からきている。種小名の rafflesiana はイギリス人の植民地経営者で博物学者の「ラッフルズ(T. S. Raffles)さんの」という意味である。写真は10月につくば植物園で撮った。学名:Dischidia rafflesiana★植物の多様な生き方面白く ためになるけど口もあんぐり花図鑑植物図鑑PR