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通草葛(アケビカズラ)

通草葛(アケビカズラ)

通草葛(アケビカズラ)はガガイモ科マメヅタカズラ属の蔓性常緑多年草である。
インド東部、マレーシア、メラネシア、オーストラリアなどに分布し、林の中で他の植物に絡みついて生育する着生植物である。
年中スコールが降る地域にも、雨季と乾季が明瞭な地域にも生育する。
別名を通草擬き(アケビモドキ)という。
学名のディスキディア・ラフレシアナで表示するものもある。
貯水嚢と呼ばれるアケビの実のような袋状の葉をつける。
葉は成長するにつれて袋状となる。
中に溜まった水や有機物から栄養分や水分を吸収する。
また、この葉の中にアリが土を運び込んで巣をつくる。
葉の中に生育している根には鎮咳作用があるという。
属名の Dischidia はギリシャ語の「dischides(二つに裂けた)」からきている。
種小名の rafflesiana はイギリス人の植民地経営者で博物学者の「ラッフルズ(T. S. Raffles)さんの」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Dischidia rafflesiana


★植物の多様な生き方面白く
 ためになるけど口もあんぐり


通草葛(アケビカズラ)

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