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アメリカンブルー

アメリカンブルー

アメリカンブルーはヒルガオ科アサガオガラクサ属(エボルブルス属)の多年草である。
原産地は北アメリカの中南部である。
アメリカンブルーは流通名である。
1980年代に日本に渡来したとき、学名などがはっきりしなかったため、この名称が用いられたという。
現在では、属名のエボルブルスの名でも流通している。
国内に自生する同属の植物には、沖縄に分布する朝顔柄草(アサガオガラクサ)などがある。
草丈は10センチから25センチくらいである。
匍匐性があり、葉や茎には軟毛が生えている。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から10月である。
暖地では周年開花をする。
茎先に花径2センチくらいの青い花をつける。
花冠は杯状で、花の真ん中は白い。
雄しべは5本で白い。
花の後にできる実は球形さく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Evolvulus は「地をはって伸びる」を意味し、種小名の pilosus は「軟毛のある」を意味する。
写真は12月に沖縄県本部町の琉宮城蝶々園で撮った。
学名:Evolvulus pilosus


★昼顔の流れを組みし君の青
 陽射しの中に涼風送り


アメリカンブルー

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矢筈葛(ヤハズカズラ)

矢筈葛(ヤハズカズラ)

矢筈葛(ヤハズカズラ)はキツネノマゴ科ヤハズカズラ属(ツンベルギア属)の蔓性多年草である。
原産地は東アフリカ南アフリカである。
現在では熱帯各地に帰化している。
日本では小笠原諸島南西諸島に帰化している。
和名の由来は、葉の形が矢筈(矢の一端の弦にかける部分)に似ているところからきている。
蔓性で、支柱があれば1メートルから2メートルくらいまで伸びる。
開花時期は4月から6月である。
暖地では周年開花をする。
花径は3センチくらいである。
黄色い花冠は5つに裂けて横に開き、花の真ん中は褐色になっている。
花の色にはオレンジ色や白などのものもある。
写真は12月に沖縄県本部町の琉宮城蝶々園で撮った。
学名:Thunbergia alata


★鮮やかな黄の真ん中につぶらなる
 黒き瞳か矢筈葛は


矢筈葛(ヤハズカズラ)

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パキスタキス・ルテア

パキスタキス・ルテア

パキスタキス・ルテアはキツネノマゴ科パキスタキス属の常緑低木である。
原産地は中南アメリカ、西インド諸島である。
和名は鬱金珊瑚(ウコンサンゴ)という。
樹高は90センチから120センチくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から11月である。
温度さえ合えば周年開花をする。
茎先に黄色い苞(葉の変形したもの)を重なるようにつけ、その先に白い舌状の花が垂れ下がるようにつく。
苞は花の咲かない時期にも残る。
英名はゴールデンキャンドル(golden candle)である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Pachystachys lutea


★温室の定番なれどパキスタキス
 苞と花とがバランス保ち


パキスタキス・ルテア

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ジャボチカバ

ジャボチカバ

ジャボチカバ(jaboticaba)はフトモモ科ミルキアリア属の常緑高木である。
和名は葡萄の木(ブドウノキ)である。
原産地はブラジルの南部で、丘陵地帯に生える。
樹高は8メートルから10メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
花も実も周年性があり、幹や太い枝に直接つく。
花は花径5ミリから10ミリくらいと小さく、色は白い。
長い雄しべの目立つ花である。
幹に直接つく花を幹生花という。
幹に鈴なりにつく実は、直径2センチくらいの液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
幹に直接つく実は幹生果という。
果皮は黒く、果肉は白い。
食感は葡萄(ブドウ)とよく似ている。
実は日持ちが悪いために市場では流通していない。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Myrciaria cauliflora


★花も実も幹にべったり貼りついた
 ジャボチカバには異国情緒


ジャボチカバ

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セイロン万両(セイロンマンリョウ)

セイロン万両(セイロンマンリョウ)

セイロン万両(セイロンマンリョウ)はヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑低木である。
原産地はスリランカである。
現在では、台湾、東南アジア太平洋諸島オーストラリアなどに分布する。
沖縄でも、民家や公園に植えられている。
別名を紅頭橘(コウトウタチバナ)という。
「紅頭」は台湾にある旧地名である。
樹高は3メートルから4メートルである。
葉は少し厚めで楕円形で、互い違いに生える(互生)。
自生地での開花時期は周年である。
沖縄では夏に開花する。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さな青白い花をつける。
あまり目立たない花である。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、赤から赤紫へと変化し、熟すと黒くなる。
実は食べられて、特に小鳥には好まれる。
種小名の elliptica は「楕円形の」の意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Ardisia elliptica


★万両を思わすような形して
 だけど大形南国の木は


セイロン万両(セイロンマンリョウ)

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