ジャボチカバ 果実・野菜 2010年12月20日 ジャボチカバ(jaboticaba)はフトモモ科ミルキアリア属の常緑高木である。和名は葡萄の木(ブドウノキ)である。原産地はブラジルの南部で、丘陵地帯に生える。樹高は8メートルから10メートルくらいである。葉は長い楕円形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。花も実も周年性があり、幹や太い枝に直接つく。花は花径5ミリから10ミリくらいと小さく、色は白い。長い雄しべの目立つ花である。幹に直接つく花を幹生花という。幹に鈴なりにつく実は、直径2センチくらいの液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。幹に直接つく実は幹生果という。果皮は黒く、果肉は白い。食感は葡萄(ブドウ)とよく似ている。実は日持ちが悪いために市場では流通していない。写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。学名:Myrciaria cauliflora★花も実も幹にべったり貼りついた ジャボチカバには異国情緒今日の花ドットコム花図鑑PR