忍者ブログ

季節の花

いま咲いている花

Home > 記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

花丁字(ハナチョウジ)

花丁字(ハナチョウジ)

花丁字(ハナチョウジ)はゴマノハグサ科ハナチョウジ属の常緑低木である。
原産地はメキシコである。
草丈は1~2メートルである。
葉は退化して小さく、鱗片状(葉の変形したもの)である。
開花時期は5~10月である。
沖縄などでは周年開花する。
花は紅色で筒状である。
枝先にまとまってつくので、細い枝は枝垂れる。
花冠の先は4つに裂け、横から見ると「丁」の字のように見える。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名のラッセリア(Russelia)の名でも流通している。
属名の Russelia はフランスの植物学者「ラッセル(A. Russell)さん」の名からきている。
種小名の equisetiformis は「トクサ属(Equisetum)のような形の」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Russelia equisetiformis


★枝垂れ咲く景色艶やか花丁字
 南国ムード伝えるように


花丁字(ハナチョウジ)

花図鑑
植物図鑑






PR

アラマンダ・ビオラケア

アラマンダ・ビオラケア

アラマンダ・ビオラケアはキョウチクトウ科アリアケカズラ属(アラマンダ属)の蔓性常緑低木である。
種小名の読み方は「ヴィオラケア」や「ウィオラケア」とするものもある。
原産地はブラジルである。
沖縄では地植えしたものが見られる。
和名は紫有明葛(ムラサキアリアケカズラ)である。
細い枝を這わせて伸びる。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
3~4枚が輪生する場合もある。
葉の色は明るい緑色で、軟らかい毛が生える。
開花時期は5~10月くらいである。
温度さえ合えば周年開花をする。
花径7~8センチセンチの紅紫色をした漏斗形の花をつける。
花冠の先は5つに裂ける。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Allamanda はスイス人の植物学者「アラマン(J. N. S. Allamand)さん」の名からきている。
種小名の violacea は「菫色の」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Allamanda violacea


★紫の色が眩しいアラマンダ
 色の違いでイメージ違い


アラマンダ・ビオラケア

花図鑑
植物図鑑






屋久島繻子蘭(ヤクシマシュスラン)

屋久島繻子蘭(ヤクシマシュスラン)

屋久島繻子蘭(ヤクシマシュスラン)はラン科シュスラン属の多年草である。
九州の南部と屋久島に分布し、山地の林の中に生える。
草丈は10~20センチくらいである。
茎はつけ根の部分が地を這い、上部は立ち上がる。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の中央に白い筋が入る。
開花時期は10月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花を密につける。
唇弁のつけ根の膨れた部分が白くなる。
和名の由来は、屋久島で発見され葉に「繻子」のような艶があるというところからきている。
基本種は八丈繻子蘭(ハチジョウシュスラン)で、同一とする見解もある。
属名の Goodyera はイギリスの植物学者「グッドイヤー(John Goodyer)さん」の名からきている。
種小名の hachijoensis は「八丈島の」という意味である。
変種名の yakushimensis は「屋久島の」という意味である。
写真は10月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Goodyera hachijoensis var. yakushimensis


★土地土地に少し異なる花がある
 自然の示す不思議ここにも


屋久島繻子蘭(ヤクシマシュスラン)

花図鑑
植物図鑑






ネリネ・プラティペタラ

ネリネ・プラティペタラ

ネリネ・プラティペタラはヒガンバナ科ネリネ属の常緑多年草である。
原産地は南アフリカである。
北部のムプマランガ州に分布し、沼地に生える。
草丈は30~50センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は9~10月である。
茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、花径2センチくらいの淡い紅紫色の花をつける。
花被片は反り返らない。
花の柄には毛が生えている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Nerine はギリシャ神話の海の女神「ネレイス(Nereis)」からきている。
種小名の platypetala は「広い花弁の」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Nerine platypetala


★謎秘めた花に出合ってご満悦
 原種ならばの魅力に触れて


ネリネ・プラティペタラ

花図鑑
植物図鑑






畔唐菜(アゼトウナ)

畔唐菜(アゼトウナ)

畔唐菜(アゼトウナ)はキク科アゼトウナ属の多年草である。
漢字では「畔冬菜」とも書く。
日本固有種である。
本州の静岡県から九州にかけて分布し、太平洋側の海岸の岩場に生える。
草丈は5~15センチくらいである。
根際から生える葉は分厚い倒卵形で、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)があり、先は丸い。
茎につく葉は小さく、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8~12月である。
枝分かれをした茎先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、花径15ミリくらいの黄色い花(頭花)をつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花は薬師草(ヤクシソウ)とよく似ている。
また、日本海側の海岸にはよく似た細葉海菜(ホソバワダン)が咲く。
属名の Crepidiastrum はギリシャ語の「Crepis(フタマタタンポポ属)+astrum(似た)」からきている。
種小名の keiskeanum は明治初期の植物学者「伊藤圭介さんに関係した」という意味である。
写真は9月に小石川植物園で撮った。
学名:Crepidiastrum keiskeanum


★岩肌に貼りつくように畔冬菜
 海の青さと響き合い咲く


畔唐菜(アゼトウナ)

花図鑑
植物図鑑






楽天

PR






AmazonStore
by amanatu


カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カウンター



最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

アクセス解析