ネリネ・プラティペタラ 秋の花 2011年10月07日 ネリネ・プラティペタラはヒガンバナ科ネリネ属の常緑多年草である。原産地は南アフリカである。北部のムプマランガ州に分布し、沼地に生える。草丈は30~50センチくらいである。根際から生える葉は線形である。開花時期は9~10月である。茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、花径2センチくらいの淡い紅紫色の花をつける。花被片は反り返らない。花の柄には毛が生えている。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Nerine はギリシャ神話の海の女神「ネレイス(Nereis)」からきている。種小名の platypetala は「広い花弁の」という意味である。写真は9月につくば植物園で撮った。学名:Nerine platypetala★謎秘めた花に出合ってご満悦 原種ならばの魅力に触れて花図鑑植物図鑑PR