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エンケファラルトス・トリスピノスス



エンケファラルトス・トリスピノススはソテツ科オニソテツ属の常緑低木である。
分類体系によってはザミア科とされる。
原産地は南アフリカの東ケープ地方である。
氷河期を生き延びた植物である。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 3.1, 2001)では絶滅危惧II類(VU)に指定されている。
樹高1メートルくらいである。
葉は羽状複葉で、羽片には大きなぎざぎざ(鋸歯)が2つある。
葉の色は銀白色ないし青色を帯びる。
雌雄異株である。
長い松笠のような形をした雄花の色は淡い黄緑色である。
属名の Encephalartos はギリシャ語の「en(中)+kephali(頭部)+artos(パン)」からきている。
種小名の trispinosus は「3つの突起のある」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Encephalartos trispinosus

★これもまた氷河時代の生き残り
 鬼蘇鉄とは楽しい名前




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エンケファラルトス・スクラボイ



エンケファラルトス・スクラボイはソテツ科オニソテツ属の常緑低木である。
分類体系によってはザミア科とされる。
原産地はタンザニアで、標高1800~2100メートルの山地の森に生える。
1990年にフランス人の学生スクラボさんが発見した。
氷河期を生き延びた植物である。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 3.1, 2001)では絶滅危惧IA類(CR)に指定されている。
樹高1メートルくらいである。
葉は羽状複葉で、長くて艶があり不規則に捩れる。
雌雄異株である。
長い松笠のような形をした雄花の色は黄色である。
属名の Encephalartos はギリシャ語の「en(中)+kephali(頭部)+artos(パン)」からきている。
種小名の sclavoi は発見者であるフランス人の学生「スクラボ(Jean Pierre Sclavo, 1990発見)さんの」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Encephalartos sclavoi

★どれも皆目を奪うほどめずらしく
 うきうきとしてカメラに収め




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砥草葉木麻黄(トクサバモクマオウ)



砥草葉木麻黄(トクサバモクマオウ)はモクマオウ科モクマオウ属の常緑高木である。
原産地はビルマ、ベトナム、マレーシア、南太平洋諸島、オーストラリアなどである。
日本へは明治時代の初期に渡来し、小笠原諸島や沖縄諸島で観賞用などとして植栽されている。
和名の由来は、薬草の麻黄(マオウ)に似ていて葉が砥草(トクサ)に似た木という意味である。
単に木麻黄(モクマオウ)と呼ばれることもある。
また、別名を常磐御柳(トキワギョリュウ)ともいう。
樹高は10~30メートルくらいである。
樹皮は灰褐色で繊維状に剥げる。
樹冠は円錐形である。
枝は垂れ下がるものが多い。
葉は退化しており、節に鱗片葉が輪になって生える(輪生)。
開花時期は10月である。
雌雄同株である。
花の色は淡い緑白色である。
雄花序は円柱形で枝先につき、雌花序は球形で枝のつけ根につく。
花の後にできる実は木質で楕円形をしており、マツカサ状である。
材は建築材、土木用材、燃料材とされる。
樹皮は染料となる。
属名の Casuarina はラテン語の「casuarius(ヒクイドリ)」からきている。枝葉の様子が似ていることから名づけられた。
種小名の equisetifolia は「トクサ属(Equisetum)のような葉の」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Casuarina equisetifolia

★雑然と見える葉っぱは砥草のよう
 変わった木だね何に使うの




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霧島岩杪羅(キリシマイワヘゴ)



霧島岩杪羅(キリシマイワヘゴ)はオシダ科オシダ属の常緑多年草である。
「羅」の文字にはキヘンがつくが、ここでは仮に用いている。
徳島県、宮崎県に分布し、山地の林の中や渓流沿いに生えるシダ植物である。
海外では、中国の浙江省にも分布する。
ニホンジカの食害で個体数を急速に減らしている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
根茎は短くて直立する。
葉身は披針形(笹の葉のような形)で、長さは35~60センチくらいある。
上部の半分くらいが幅が広く、先のほうは鋭く尖る。
胞子嚢群は中筋と葉の縁の間に並ぶ。
属名の Dryopteris はギリシャ語の「dry(樫)+pteris(羊歯)」からきている。樫の木に着生するということから名づけられた。
種小名の hangchowensis は中国の「杭州の」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Dryopteris hangchowensis

★その数がどんどん減っているようだ
 シダの仲間も大変だよね




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孟宗竹(モウソウチク)



孟宗竹(モウソウチク)はイネ科マダケ属の常緑高木である。
原産地は中国である。
日本へは1736年に中国から薩摩藩に伝えられたという。
現在では、北海道の松前から南西諸島にかけて各地に植栽され、竹林を形成している。
しかし、伝わった場所の影響で西に多い。
和名の由来は、病床にある母のために寒中に筍を掘った三国時代の人物、孟宗にちなむ。
樹高は10~20メートルくらいになる。
葉の長さは4~8センチで、枝先に8枚くらいまでつける。
「竹の秋」という言葉があるように春に黄葉し、新しい葉に入れ替わる。
開花するのは数10年に一度で、開花すると枯れる。
俳句では、「竹の秋」が春の季語、「筍」が夏の季語である。
属名の Phyllostachys はギリシャ語の「phullon(葉)+ stachys(穂)」からきている。葉片のついた苞に包まれた花穂の形から名づけられた。
種小名の edulis は「食用の」という意味である。
写真は5月に鎌倉の長谷寺で撮った。
学名:Phyllostachys edulis

★話には聞いていたけど凄いのは
 孟宗竹の伸びる勢い




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