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マクロザミア・パウリグイリエルミ



マクロザミア・パウリグイリエルミはソテツ科オニザミア属(マクロザミア属)の常緑小低木である。
分類体系によってはザミア科とされる。
原産地はオーストラリアの北東部である。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver.3.1, 2001)では絶滅危惧IB類(EN)に指定されている。
幹は主に地中生である。
葉は羽状複葉で、長さが1メートルくらいである。
小葉の形は幅の狭い線形である。
属名の Macrozamia はギリシャ語の「macros(大きい)+Zamia(ザミア属)」からきている。
種小名の pauli-guilielmi は人名由来と思われるがまだ解明できていない。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Macrozamia pauli-guilielmi

★背は低く地中深くに根を張って
 羽を広げる原始の姿




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山椒藻(サンショウモ)



山椒藻(サンショウモ)はサンショウモ科サンショウモ属の一年草である。
本州から九州にかけて分布し、池沼や水田、溝などに生えるシダ植物である。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
海外では、アジア、ヨーロッパ、アフリカに広く分布する。
茎の長さは5~10センチくらいである。
茎は疎らに枝分かれをし、3枚の葉を車軸状につける(輪生)。
そのうちの1枚は水中に垂れ下がり、2枚が水面に浮かぶ。
水面に浮かぶ葉の表面には細かな突起がたくさんあって水を弾く。
水中に垂れ下がる葉のつけ根付近に胞子嚢果が集中してつく。
生育期間は3~12月くらいである。
和名の由来は、葉の様子を山椒(サンショウ)の羽状複葉に見立てたものである。
属名の Salvinia はイタリアの植物学者「サルビニ(Antonio Maria Salvini, 1633-1729)さん」の名からきている。
種小名の natans は「水に浮かぶ」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Salvinia natans

★水面にぷかり浮かんだ山椒藻
 なるほど似てる山椒の葉に




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ブラジル獅子頭(ブラジルシシガシラ)



ブラジル獅子頭(ブラジルシシガシラ)はシシガシラ科ヒリュウシダ属の多年草である。
原産地はブラジル、ペルーである。
日本に分布する獅子頭(シシガシラ)と同属のシダ植物だが大形である。
草丈は90センチから180センチくらいである。
太い根茎があり、放射状に葉を広げる。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、羽片は線形である。
斜面に生育していることが多く、斜面方向に葉が垂れ下がる傾向がある。
羽片には皺があり、獅子のたてがみのように見える。
新芽は赤味を帯びる、木質化するなどの特徴がある。
英名はレッドドワーフツリーファーム(red dwarf tree fern)である。
ファームはシダ植物のことである。
属名の Blechnum はギリシャ語の「blechnon(シダ)」からきている。
種小名の brasiliense は「ブラジルの」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Blechnum brasiliense

★勇ましい名前がいいね獅子頭
 ブラジルらしく大きく育ち




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ネグンド楓(ネグンドカエデ)



ネグンド楓(ネグンドカエデ)はカエデ科カエデ属の落葉高木である。
原産地は北アメリカである。
カナダの中西部からアメリカの東部にかけて大西洋岸を中心に分布している。
標準和名はとねりこ葉の楓(トネリコバノカエデ)という。
バットの原材料などに使われるとねりこ(トネリコ)の葉に似ているということでつけられた名である。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
寒冷地向きということで、北海道では街路樹とされている。
また、逸出したものが野生化している。
北海道のブルーリストではBランク(北海道に定着している外来種)に選定されている。
成長の早い木で、樹高は10~15メートルくらいになる。
葉は3~5枚の羽状複葉で、小葉の形は卵形である。
斑入りの園芸品種「フラミンゴ(Flamingo)」の葉は白い覆輪が入り、桃色を帯びてトリカラーになるものもある。
開花時期は4月である。
雌雄異株である。
葉に先立って花が咲く。
黄緑色をした花弁のない花が垂れ下がって咲く。
結実時期は8~10月である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、2つのブロックからなる。
実は食用になる。
樹液は、メイプルシロップやメイプルシュガーとして利用される。
属名の Acer は「裂ける」という意味のラテン語からきている。
種小名の negundo はサンスクリット由来で「3ないし5の数」という意味である。
品種名の flamingo はラテン語の「flamma(炎)」からきている。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
園芸品種の「フラミンゴ」である。
学名:Acer negundo

★寒冷地気にせず育つ元気者
 ネグンド楓の葉は美しく




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初雪葛(ハツユキカズラ)



初雪葛(ハツユキカズラ)はキョウチクトウ科テイカカズラ属の蔓性常緑低木である。
定家葛(テイカカズラ)の斑入り園芸品種である。
特徴は、新しく出た葉が白やピンクなど五色葉になることである。
匍匐性で、地面を這うように広がる。
古くから庭園用として使われてきたが、最近は鉢物やガーデニング用としても人気がある。
蔓の長さはは3~6メートルくらいになる。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
冬の紅葉、春の新緑など一年を通して楽しめる。
開花時期は5~9月である。
花を咲かせるのは稀である。
花の色は最初は純白で、終わりに近づくと黄色くなる。
スクリューのような形をしている合弁花で、5つに裂けている。
花のつけ根の筒には雄しべ5本と雌しべが入っている。
茎や葉を切ると出る白い乳液はステロイドを含み、有毒なので注意が必要である。
属名の Trachelospermum はギリシャ語の「trachelos(首)+sperma(種子)」からきている。種子がくびれていることから名づけられた。
種小名の asiaticum は「アジアの」という意味である。
写真は7月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Trachelospermum asiaticum 'Hatuyukikazura'

★派手やかに葉の色変えて変化する
 初雪葛地面を覆い




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