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外斑折鶴蘭(ソトフオリヅルラン)



折鶴蘭(オリヅルラン)はユリ科オリヅルラン属(クロロフィツム属)の常緑多年草である。
分類体系によっては(APGIII)クサスギカズラ科(キジカクシ科)とされる。
クロロフィツム属はアジア、アフリカ、オーストラリアの熱帯・亜熱帯地域に200種くらいが分布する。
クロロフィツム・コモスムに折鶴蘭(オリヅルラン)の和名があり、属名の和名もオリヅルラン属という。
折鶴蘭(オリヅルラン)の原産地は南アフリカである。
現在では世界各地で野生化している。
また、斑入りのものを中心に観葉植物として広く栽培されている。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
外斑折鶴蘭(ソトフオリヅルラン)はその園芸品種である。
特徴は葉の縁に白い斑が入ることである。
真ん中に白い斑が入るタイプもあり、これは中斑折鶴蘭(ナカフオリヅルラン)と呼ばれる。
草丈は20センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
葉の色は濃い緑色である。
ランナー(匍匐枝)を出して子株をつける。
この子株の様子を「折鶴」に見立てたのが名の由来である。
開花時期は5月から7月である。
細長い花茎を伸ばして、白い小さな花を疎らにつける。
花被片は6枚である。
花はあまり目立たない。
花の後にできる実は3翼のあるさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
折鶴蘭(オリヅルラン)の花言葉は「祝賀」である。
属名の Chlorophytum はギリシャ語の「chloros(黄緑)+phyton(植物)」からきている。
種小名の comosum は「長い束毛のある」という意味である。
園芸品種名の Variegatum は「斑入りの」という意味である。
写真は4月に箱根の芦之湯フラワーセンターで撮った。
学名:Chlorophytum comosum 'Variegatum'

★折鶴は何処にありと探し出し
 薄暗がりでカメラ構えて



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金葉木(キンヨウボク)



金葉木(キンヨウボク)はキツネノマゴ科キンヨウボク属(アフェランドラ属)の常緑低木である。
アフェランドラ属は中南アメリカに170種くらいが分布する。
本種が代表種で、属名の和名もキンヨウボク属という。
本種の原産地はブラジルである。
日本では温室で植栽され、観葉植物とされる。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は革質で分厚くて艶があり、葉脈に黄白色の筋が入る。
開花時期は6月から9月くらいである。
枝先に濃い黄色の花をつける。
花のように見えるのは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。
本来の花も黄色だが、あまり目立たない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Aphelandra はギリシャ語の「apheles(シンプルな)+andra(雄の)」からきている。雄しべの葯が1室であることから名づけられた。
種小名の squarrosa は「開出した突起などで表面が平坦でない」という意味である。
変種名の leopoldii はベルギー王「レオポルド1世(King Leopold I)の」という意味である。
写真は2月に川口市立グリーンセンターの温室で撮った。
学名:Aphelandra squarrosa var. leopoldii

★葉の姿とてもきれいな金葉木
 今度は花もとらえて見たい



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シデラシス・フスカタ



シデラシス・フスカタはツユクサ科シデラシス属の多年草である。
シデラシス属は1属1種である。
本種の原産地はブラジルの東部である。
現在はジャワ島に帰化している。
英名はベアーズイヤーズ(bear's ears)である。
茎や葉の両面には赤褐色の軟毛がたくさん生えていてふっくらしている。
草丈は10センチから40センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)でロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)に生える。
開花時期は夏である。
葉の脇に花径1センチから2センチの紫色をした3弁花をつける。
雄しべは6本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
日本では開花期間も短いため、観葉植物として愛好される。
属名の Siderasis の由来は調査中だがまだ解明できていない。
種小名の fuscata は「褐色を帯びた」という意味である。
写真は2月に板橋区立熱帯環境植物館の温室で撮った。
学名:Siderasis fuscata

★日本ではほとんど知られぬ花だった
 出合いの喜びそっと噛み締め



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錦松(ニシキマツ)



黒松(クロマツ)マツ科マツ属の常緑針葉高木である。
本州の青森県から沖縄にかけて分布し、海岸付近に生える。
海外では朝鮮半島の南部にも分布する。
錦松(ニシキマツ)はその園芸品種である。
特徴は枝や幹の樹皮が著しく発達してコルク状になることであり、香川県の瀬戸内海沿岸で発見された。
分厚いコルク層の割れ方などを鑑賞するが、自生していたものは獲り尽くされているという。
樹高は10メートルから20メートルくらいである。
ただし、盆栽などにして鑑賞されることが多い。
樹皮は灰黒色で分厚く、矢羽状に割れ目が入る。
葉は濃い緑色の針状で細長く、2つずつ生える。
開花時期は4月から5月である。
雌雄同株である。
雌花は新しい枝の先のほうに真っ直ぐにつき、鮮やかな紅色をしている。
雄花は新しい枝の下のほうにつき、黄緑色で円筒形である。
松かさ(球果)は翌年の秋に熟し、淡い褐色になる。
属名の Pinus はケルト語の「pin(山)」からきたラテン古名である。
種小名の thunbergii はスウェーデンの植物学者で日本の植物学の基礎を作った「ツンベルク(Carl Peter Thunberg, 1743-1828)さんの」という意味である。
写真は11月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Pinus thunbergii 'Nisikimatsu'

★潮風に負けぬと肘を張るごとく
 小さいなりにぐいと佇み



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檜葉苔(ヒバゴケ)



檜葉苔(ヒバゴケ)はイワヒバ科イワヒバ属(セラギネラ属)の多年草である。

セラギネラ属は世界に700種くらいが分布する。
日本にも岩檜葉(イワヒバ)などが分布し、属名の和名をイワヒバ属という。
本種は、日本では小笠原諸島のみに分布する。
海外では、台湾、フィリピンにも分布する。
山地の林の中や林の縁、樹木の幹などに生えるシダ植物である。
別名を無人鞍馬苔(ムニンクラマゴケ)ともいう。
茎は地上を匍匐して伸び、疎らに枝分かれをする。
ところどころに長い楕円形をした小さな葉(側枝)を密につける。
和名の由来は、側枝の形状が檜(ヒノキ)に似ていること、「苔」のように見えることからきている。
属名の Selaginella はヒカゲノカズラの古名「Selago」の縮小形である。
種小名の boninensis は「無人島の(小笠原の)」という意味である。
写真は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Selaginella boninensis

★その違いどこにあるやら分からぬが
 独自の進化ここにも一つ




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