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菱形蓬莱羊歯(ヒシガタホウライシダ)



菱形蓬莱羊歯(ヒシガタホウライシダ)はホウライシダ科ホウライシダ属の常緑多年草である。
分類体系によってはイノモトソウ科とされる。
中南アメリカに分布し、熱帯雨林に生えるシダ植物である。
日本にも分布する孔雀羊歯(クジャクシダ)などと同じ仲間である。
草丈は30センチから100センチくらいである。
茎や葉軸は細くて硬い針金状で、黒褐色をしている。
葉は2~3回羽状複葉である。
小葉はやや厚手で艶があり、菱形をしている。
胞子嚢群は小葉の裏面の縁に並ぶ。
属名の Adiantum はギリシャ語の「a(無)+dianotos(濡れる)」からきている。雨を弾いて濡れない葉ということから名づけられた。
種小名の trapeziforme は「不等辺四辺形の」という意味である。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Adiantum trapeziforme

★大形で葉っぱの形も変わってる
 羊歯と思えぬ姿だけれど




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琉球豆蔦(リュウキュウマメヅタ)



琉球豆蔦(リュウキュウマメヅタ)はウラボシ科マメヅタ属の常緑多年草である。
マメヅタ属は日本からインドにかけて10種くらいが分布する。
本種は奄美大島から沖縄にかけて分布し、山地の林の中や山道沿いで樹木や岩に茎を這わせて着生するシダ植物である。
海外では、台湾、中国南部などにも分布する。
分類上は豆蔦(マメヅタ)の変種とされている。
基本種に比べて大形で葉が細長いのが特徴である。
ただし、基本種と区別しない考え方もある。
栄養葉は楕円形で、互い違いに疎らに生える(互生)。
葉の質は肉厚で、水分を多く蓄えている。
胞子葉はへら形で細長く、やや立ち上がる。
胞子嚢群は中肋の両側につく。
栄養葉は長さが5センチくらい、胞子葉は長さが7センチくらいまで成長する。
属名の Lemmaphyllum はギリシャ語の「lemma(皮)+phyllon(葉)」からきている。葉が皮質で乾いていることから名づけられた。
種小名の microphyllum は「小さい葉の」という意味である。
変種名 obovatum は「倒卵形の」という意味である。
写真は5月に神戸市の六甲高山植物園の山野草展で撮った。
学名:Lemmaphyllum microphyllum var. obovatum

★シダだけど丸い葉っぱが面白く
 姿ぽってり愛嬌備え




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小笠原八丈羊歯(オガサワラハチジョウシダ)



小笠原八丈羊歯(オガサワラハチジョウシダ)はイノモトソウ科イノモトソウ属の常緑多年草である。
イノモトソウ属は、世界の熱帯・亜熱帯地方を中心に280種くらいある。
本種は小笠原固有種である。
小笠原諸島、硫黄列島に分布し、山地のやや乾燥した場所などに生えるシダ植物である。
和名の由来は、八丈羊歯(ハチジョウシダ)に似て小笠原諸島に分布することからきている。
草丈は1メートルくらいである。
葉の質はやや厚く硬く、表面は艶がある。
羽片の先は尾状に伸びる。
胞子嚢群は葉の裏面の縁に並んでつく。
属名の Pteris はギリシャ語の「pteron(翼)」からきている。羽状の葉の形から名づけられた。
種小名の boninensis は「無人島の(小笠原の)」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Pteris boninensis

★名の由来聞けばなるほどと思うけど
 誤解もしやすい名づけ方だね




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カラテア・クロタリフェラ



カラテア・クロタリフェラはクズウコン科カラテア属の常緑多年草である。
カラテア属は熱帯アメリカを中心に100種以上が分布する。
本種の原産地はメキシコ、パナマ、エクアドルなどである。
草丈は1~3メートルくらいである。
葉は長い楕円形である。
同属には葉に模様が入っているものが多いが、本種はシンプルである。
鑑賞されるのはムカデのような形をした黄色い苞である。
開花時期は春である。
2列に互生する苞の間から小さな茶色の花を咲かせる。
属名の Calathea はラテン語の「calathus(籠)」からきている。
種小名の crotalifera は「ガラガラと鳴る」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Calathea crotalifera

★赤ちゃんの持つガラガラを連想し
 ついた名前かこのカラテアは




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小形白網目草(コガタシロアミメグサ)



小形白網目草(コガタシロアミメグサ)はキツネノマゴ科アミメグサ属の多年草である。
本種は白網目草(シロアミメグサ)の園芸品種で、矮性種である。
基本種は南アメリカのペルーからコロンビアにかけて分布する。
草丈は10センチくらいである。
よく枝分かれをし、匍匐してマット状に広がる。
密生する葉は楕円形で、長さは3~4センチである。
濃い緑色の地に銀白色の網目模様が入る。
属名の Fittonia はイギリスの生物学者「フィットン(Elizabeth and Sarah Mary Fitton, 1800's)さん」の名からきている。
種小名の verschaffeltii はベルギーの園芸家「バーシャフェルト(Ambroise Verschaffelt, 1825-1886)さんの」という意味である。
変種名の argyroneura は「銀白色の」という意味である。
園芸品種名の Compacta は「小形の」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Fittonia verschaffeltii var. argyroneura 'Compacta'

★小さくてより精細な葉の模様
 見れば驚くまるで宝石




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