細葉鱗ザミア(ホソバウロコザミア) 観葉植物 2013年12月22日 細葉鱗ザミア(ホソバウロコザミア)はソテツ科レピドザミア属の常緑低木である。分類体系によってはザミア科とされる。レピドザミア属はオーストラリアの固有種で、2種が知られる。本種の原産地はオーストラリアの東部で、クイーンズランド州やニューサウスウェールズ州に分布する。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver.3.1, 2001)では軽度懸念(LC)に指定されている。樹高は4~7メートルくらいである。幹は太さが40~80センチになり、樹皮は鱗状となる。葉は羽状複葉で、長さは150~300センチくらいである。小葉の形は細長い線形で艶があり、暗い緑色をしている。属名の Lepidozamia はギリシャ語の「lepidos(麟片)+Zamia(ザミア属)」からきている。種小名の peroffskyana はサンクトペテルブルグ植物園の後援者だったロシアの将軍「ペロフスキー(Count Peroffsky, 1794-1857)さんの」という意味である。写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。学名:Lepidozamia peroffskyana★いろいろな土地に分布が広がると 改めて知るザミアの仲間花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR
広葉ザミア(ヒロハザミア) 観葉植物 2013年12月21日 広葉ザミア(ヒロハザミア)はソテツ科ザミア属の常緑低木である。分類体系によってはザミア科とされる。原産地はメキシコ東部のベラクルズ州である。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver.3.1, 2001)では絶滅危惧IB類(EN)に指定されている。樹高は1メートルくらいである。葉や茎には毛が密生している。葉は羽状複葉で、長さは50~150センチくらいである。小葉の形は楕円形で硬く、先は丸い。属名の Zamia はラテン語の「zamia(マツの実)」からきている。雌雄異株である。雌花も雄花も松笠のような形をしている。種小名の furfuracea は「粉だらけの」という意味である。写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。学名:Zamia furfuracea★葉の様子仲間と少し違ってる ずっしりしてる広葉ザミアは花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
長葉鬼ザミア(ナガバオニザミア) 観葉植物 2013年12月20日 長葉鬼ザミア(ナガバオニザミア)はソテツ科オニザミア属(マクロザミア属)の常緑小高木である。分類体系によってはザミア科とされる。学名のマクロザミア・モーレーで表示するものもある。原産地はオーストラリアのクーインズランド州である。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver.3.1, 2001)では軽度懸念(LC)に指定されている。樹高は7メートルに達する。立ち上がる幹は直径が50~80センチくらいある。葉は羽状複葉で、長さが250センチに達する。小葉の形は幅が狭く長い線形である。属名の Macrozamia はギリシャ語の「macros(大きい)+Zamia(ザミア属)」からきている。種小名の moorei はシドニー王立植物園の理事だった「ムーア(Charles Moore, 1820-1905)さんの」という意味である。写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。学名:Macrozamia moorei★すっくりと幹を伸ばして立ち上がる 姿はまるで椰子を思わせ花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
ディオーン・エデュレ 観葉植物 2013年12月19日 ディオーン・エデュレはソテツ科ディオーン属の常緑低木である。分類体系によってはザミア科とされる。ディオーン属は10種類がメキシコや中央アメリカに生育する。氷河期を生き延びた植物である。本種の原産地はメキシコの東海岸である。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(2010, ver. 3.1)では準絶滅危惧(NT)に指定されている。樹高は4メートルに達する。長さが1~2メートルある羽状葉は固くて艶があり、四方に広がる。葉の縁には棘がある。雌雄異株である。松笠のような形をした雌花は全体が白い毛で覆われている。種子は食用や薬用になる。属名の Dioon はギリシャ語の「dis(2つの)+oon(卵)」からきている。種小名の edule は「食用の」という意味である。写真は1月に新宿御苑で撮った。学名:Dioon edule★広げた葉硬く艶やか不思議さを 無くすことなく今に生き延び花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
刺鬼蘇鉄(トゲオニソテツ) 観葉植物 2013年12月18日 刺鬼蘇鉄(トゲオニソテツ)はソテツ科オニソテツ属の常緑低木である。分類体系によってはザミア科とされる。原産地は南アフリカのクワズール・ナタール州、モザンビークである。学名のエンケファラルトス・フェロクスで表示するものもある。氷河期を生き延びた植物である。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 3.1, 2001)では準絶滅危惧(NT)に指定されている。樹高1メートルくらいである。葉は羽状複葉で、羽片の先には2つから4つの刺状のぎざぎざ(鋸歯)がある。雌雄異株である。長い松笠のような形をした雌花の色は朱赤色である。属名の Encephalartos はギリシャ語の「en(中)+kephali(頭部)+artos(パン)」からきている。種小名の ferox は「鋭い刺のある」という意味である。写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。学名:Encephalartos ferox★これもまた氷河時代の生き残り 刺鬼蘇鉄は真っ赤に燃えて花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|