スタンウェル・パーペチュアル 夏の花 2014年05月31日 スタンウェル・パーペチュアル(Stanwell Perpetual)はバラ科バラ属の落葉低木である。1837年にイギリスのリー(Lee)によって作出された園芸品種である。(薔薇図鑑参照)オールドローズ(Old Rose:O)のハイブリッドスピノシマ(Hybrid Spinosissima:HSpn)と呼ばれる原種交雑種の1つで、四季咲きの中輪である。これはロサ・ピンピネリフォリア(Rosa pimpinellifolia)の交雑種のグループである。この原種にはロサ・スピノシシマ(Rosa spinosissima)の別名がある。樹高は100~200センチくらいである。樹形は半横張り性である。開花時期は5~11月である。ロゼット咲きである。花の色は淡いピンクで、咲き進むと白くなる。花には強い香りがある。属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。品種名の Stanwell Perpetual のスタンウェルは産地であるイギリスの地名、パーペチュアルは永遠のという意味で四季咲きをも意味する。写真は6月に北海道のはぼろバラ園で撮った。学名:Rosa 'Stanwell Perpetual'★芳しき香りが歴史を偲ばせる その名も見事な永遠の薔薇花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR
メアリーローズ 夏の花 2014年05月30日 メアリーローズ(Mary Rose)はバラ科バラ属の落葉低木である。1983年にイギリスのデビッド・オースチン(David Austin)によって作出された園芸品種である。(薔薇図鑑参照)イングリッシュローズ(English Rose:ER)と呼ばれるものの1つで、四季咲きの大輪である。樹高は150~200センチくらいである。樹形は半直立性である。開花時期は5~11月である。ロゼット咲きで、花の色はローズピンクである。花径は10センチくらいである。花にはミルラ香がある。属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。品種名の Mary Rose はヘンリー8世の建造した旗艦の名からきている。海底から引き上げられたことを記念して名づけられた。写真は6月に北海道のはぼろバラ園で撮った。学名:Rosa 'Mary Rose' ★好みとは少し違った世界だが ローズピンクの花に免じて花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
テレーズ・ブニュ 春の花 2014年05月26日 テレーズ・ブニュ(Therese Bugnet)はバラ科バラ属の落葉低木である。1950年にカナダのジョルジュ・ブニュ(Georges Bugnet)によって作出された園芸品種である。(薔薇図鑑参照)シュラブ系(Shrub rose:S)と呼ばれるものの1つで、繰り返し咲きの中輪である。ハイブリット・ルゴサ(Hybrid Rugosa, HRg)に分類される。日本の浜梨(ハマナス)がヨーロッパに紹介されて以降に交配されて生まれた系統である。樹高は150~200センチくらいである。樹形は半蔓性である。開花時期は5~11月である。半八重の丸弁カップ咲きで、花の色はピンクである。花径は8センチくらいである。花にはスパイス系の香りがある。属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。種小名の rugosa は「皺のある」という意味である。品種名の Therese Bugnet は作出者の姉妹の名をつけたものである。写真は6月に北海道のはぼろバラ園で撮った。学名:Rosa rugosa 'Therese Bugnet' ★呼び方がまちまちなのが可哀相 フランス語はまだ認知度低く花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
サー・トーマス・リプトン 春の花 2014年05月25日 サー・トーマス・リプトン(Sir Thomas Lipton)はバラ科バラ属の落葉低木である。1900年にアメリカ合衆国のバン・フリート(Van Fleet)によって作出された園芸品種である。(薔薇図鑑参照)シュラブ系(Shrub rose:S)と呼ばれるものの1つで、四季咲きの大輪である。ハイブリット・ルゴサ(Hybrid Rugosa, HRg)に分類される。日本の浜梨(ハマナス)がヨーロッパに紹介されて以降に交配されて生まれた系統である。樹高は180センチくらいである。樹形は直立性である。開花時期は5~11月である。八重咲きで、花の色は純白である。花には甘い香りがある。属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。種小名の rugosa は「皺のある」という意味である。品種名の Sir Thomas Lipton はイギリスの紅茶「リプトン」の創業者の名からきている。写真は6月に北海道のはぼろバラ園で撮った。学名:Rosa rugosa 'Sir Thomas Lipton' ★北の地に似合いの白い薔薇が咲く 夏だと言うに重ね着をして花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
トラデスカント 春の花 2014年05月24日 トラデスカント(Tradescant)はバラ科バラ属の落葉低木である。1993年にイギリスのオースチン(David Austin)によって作出された園芸品種である。(薔薇図鑑参照)イングリッシュローズ(English Rose:ER)と呼ばれるものの1つで、四季咲きの中輪である。樹高は100センチくらいである。樹形は半蔓性である。開花時期は5~11月である。ロゼット咲きで、花の色濃い赤から暗い紅紫色に変化する。花径は8センチくらいである。花にはダマスクの強い香りがある。属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。品種名の Tradescant は17世紀のイギリスの庭師ジョン・トラデスカント(John Tradescant)父子の名からきている。写真は6月に北海道のはぼろバラ園で撮った。学名:Rosa 'Tradescant' ★ロンドンの古い歴史を垣間見せ しっとりと咲くトラデスカント花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|