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煙草草(タバコソウ)

煙草草(タバコソウ)

煙草草(タバコソウ)はミソハギ科クフェア属の常緑小低木である。
原産地はメキシコからグアテマラにかけた一帯である。
学名のクフェア・イグネアの名で表示するところもある。
英名はシガープラント(cigar plant)である。
和名はこれを訳したものである。
花の様子を火のついたタバコに譬えたものである。
クフェア属(Cuphea)の仲間としては、日本ではメキシコ花柳(メキシコハナヤナギ)がよく知られている。
樹高は30センチから50センチくらいである。
よく枝分かれをする。
枝には毛が生えている。
葉は幅の狭い卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は4月から11月である。
花は葉と葉の間につく。
花のように見える紅色の筒状のものは萼である。
先に黒紫色の輪があり、その外側は白い。
花弁はない。
別名を紅丁字(ベニチョウジ)とするものもある。
ただし、これは紛らわしい。
ケストルム・エレガンスの和名が同一だからである。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Cuphea ignea


★筒形の花は深紅の煙草草
 煙出るかなぷかりぷかぷか
煙草草(タバコソウ)

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シクラメン・グラエクム

シクラメン・グラエクム

シクラメン・グラエクムはサクラソウ科シクラメン属の多年草である。
原産地はギリシャからトルコにかけての地中海沿岸東部地方である。
シクラメンの原種の1つである。
種小名の graecum は「ギリシャ産」を意味する。
草丈は10センチくらいである。
花と同時に展開する葉は心臓形で、白い模様が入る。
葉にはビロードのような感触がある。
開花時期は9月から11月である。
花の色はピンクで、つけ根の部分の色が濃い。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Cyclamen graecum


★こんなにも小さな花かシクラメン
 その可憐さはニンフ思わせ


シクラメン・グラエクム

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リトルエンジェル

リトルエンジェル

リトルエンジェルはノボタン科シコンノボタン属の常緑低木である。
紫紺野牡丹(シコンノボタン)の園芸品種である。
流通名を三色野牡丹(サンショクノボタン)ともいう。
これは、1本の木に色合いの異なる花が共存することからきている。
紫紺野牡丹(シコンノボタン)の原産地はブラジルである。
樹高は100センチくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には縦に複数の脈が貫いている。
開花時期は10月から12月である。
咲き始めの時期は中心部が白く外側が紫色をしているが、日を追うごとに赤味が増し、花弁全体がピンクから赤紫へと変化する。
写真は10月に芦ノ湖野草園で撮った。
学名:Tibouchina urvilleana cv.Little Angel


★次々と花の色変え咲き続く
 リトルエンジェル人気を呼んで


リトルエンジェル

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高野箒(コウヤボウキ)

高野箒(コウヤボウキ)

高野箒(コウヤボウキ)はキク科コウヤボウキ属の落葉小低木である。
本州の関東地方から九州にかけて分布し、日当たりのよい乾いた林の中や崖地などに生える。
海外では、中国にも分布する。
和名の由来は、高野山で竹箒の代わりに枝を束ねて箒として使ったことからきている。
樹高は60センチから100センチくらいである。
枝は灰褐色で短い毛が生え、細くてよく枝分かれをする。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には突起状のぎざぎざ(鋸歯)が数個ある。
葉には両面ともに毛が生えている。
開花時期は9月から11月である。
枝先に白ないし淡い紅色の花(頭花)をつける。
頭花は10枚から14枚の筒状花からなる。
筒状花の花びらは深く5つに裂ける。
「万葉集」にも「玉箒」の名で登場する。
写真は10月に市川市万葉植物園で撮った。
学名:Pertya scandens


★花びらがカールしてるよくるくると
 記憶の渦にいざなうように


高野箒(コウヤボウキ)

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見返草(ミカエリソウ)

見返草(ミカエリソウ)

見返草(ミカエリソウ)はシソ科テンニンソウ属の落葉半低木である。
本州の中部地方から中国地方にかけて分布し、山地の林の中に生える。
和名の由来は、あまりの美しさに人も見返るというところからきている。
別名を糸掛草(イトカケソウ)という。
これは突き出した雄しべと雌しべを糸に見立てたものである。
草丈は50センチから100センチくらいである。
茎は直立する。
葉は長めの楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は9月から10月である。
茎先に細長い総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、薄紅色をした花をたくさんつける。
花穂は直立し、下から上へと咲き上がる。
1つ1つの花は胴長の筒形で、4本の雄しべと1本の花柱(雌しべ)が長く突き出る。
花柱(雌しべ)の先は2つに裂ける。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Leucosceptrum stellipilum


★いい名前つけてもらって満足と
 見返草は胸張るように


見返草(ミカエリソウ)

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