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カランコエ・ウェンディ

カランコエ・ウェンディ

カランコエ・ウェンディはベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属(カランコエ属)の多年草である。
原産地はマダガスカルである。
本種はカランコエ・ミニアタ(Kalanchoe miniata)とカランコエ・ポルフィロカカリス(Kalanchoe porphyrocacalyx)との交配によって生まれた園芸品種である。
オランダのワーゲン大学で作出された。
草丈は10~20センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は多肉質で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は1~3月くらいである。
濃い紅紫色をした釣鐘形の花を吊り下げて咲かせる。
花弁の先は外側に反り、黄色い。
属名の Kalanchoe は、中国名の「加籃菜」の音に由来するという説がある。
品種名の Wendy は女の子の名前である。
写真は2月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Kalanchoe 'Wendy'


★愛らしい姿を見せてウェンディ
 外の寒さを忘れるように


カランコエ・ウェンディ

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レッドジンジャー

レッドジンジャー

レッドジンジャー(red ginger)はショウガ科ハナミョウガ属の常緑多年草である。
ニューカレドニアやソロモン諸島などの太平洋諸島に分布している。
また、現在では熱帯地方の各地で植栽され、あるいは帰化している。
草丈は2~4メートルである。
葉は長さ60センチくらいの長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~10月である。
白色の小さな花が咲く。
鮮やかな赤い苞が特徴で、苞は長く残る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名は赤穂月桃(アカボゲットウ)という。
属名の Alpinia はイタリアの植物学者「アルピーニ(P. Alpini)さん」の名からきている。
種小名の purpurata は「紅紫色の」という意味である。
写真は11月に沖縄市の東南植物楽園で撮った。
学名:Alpinia purpurata


★熱帯の雰囲気伝う花木なり
 レッドジンジャー天に向かって


レッドジンジャー

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真珠の木(シンジュノキ)

真珠の木(シンジュノキ)

真珠の木(シンジュノキ)はツツジ科シラタマノキ属(ゴーテリア属)の常緑小低木である。
ゴーテリア属の異名であるペルネティア(Pernettya)の名でも流通している。
原産地は南アメリカのチリで、山地や海岸近くに生える。
樹高は70~100センチくらいである。
葉は小さな卵形で先が尖り、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5~6月である。
白い小さな壺形の花をつける。
実の観賞時期は9~2月である。
赤、桃色、紫、赤褐色、白など多彩な色の丸い実を鈴なりにつける。
属名の Gaultheria はカナダの自然科学者「ゴーティエ(J. F. Gaulthier)さん」の名からきている。
種小名の mucronata は「微凸頭の」という意味である。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Gaultheria mucronata(=Pernettya mucronata)


★とりどりの色に輝く真珠の木
 南の海の香り運ぶや


真珠の木(シンジュノキ)

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お多福南天(オタフクナンテン)

お多福南天(オタフクナンテン)

南天(ナンテン)はメギ科ナンテン属の常緑低木である。
お多福南天(オタフクナンテン)はその園芸品種で矮性種である。
樹高は30~60センチくらいである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、向かい合って生える(対生)。
小葉の形は披針形(笹の葉のような形)である。
南天(ナンテン)と違って実はつかない。
見所は鮮やかに紅葉する葉である。
常緑樹なので、秋から翌年の春まで紅葉を楽しめる。
「難を転ずる」縁起木でもあり、人気がある。
属名の Nandina は南天(ナンテン)の和名に基づいてつけられ、
種名の domestica は「国産の」や「家庭の」を意味する。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Nandina domestica 'Otafukunanten'


★葉の色は燃え立つように美しく
 温もり招くお多福南天


お多福南天(オタフクナンテン)

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エピブラスツス・アウリクラツス

エピブラスツス・アウリクラツス

エピブラスツス・アウリクラツスはラン科エピブラスツス属の常緑多年草である。
ニューギニア島に分布する着生種である。
エピブラスツス属は全体で22種という小さい属で、ニューギニアやフィリピンに分布する。
本種の草丈は50センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬である。
花の色はコーラルピンクである。
属名の Epiblastus はギリシャ語の「epiblastos(芽を出す)」からきている。
種小名の auriculatus は「耳形の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Epiblastus auriculatus


★分厚くてとても大きな葉が目立つ
 エピブラスツスは熱帯の花


エピブラスツス・アウリクラツス

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