マミラリア・マルクシアナ 春の花 2013年03月08日 マミラリア・マルクシアナはサボテン科マミラリア属の多年草である。多肉植物で疣サボテンの仲間である。流通名を金洋丸(キンヨウマル)という。原産地はメキシコの西部である。草丈は5~15センチくらいである。形は円筒状である。植物体の色は青緑色である。疣は角錐状で、脇には白い毛が生えている。開花時期は冬から春である。花の色は淡いクリーム色である。属名の Mammillaria はラテン語の「mammilla(乳首)」からきている。種小名の marksiana は「マルクス(H. Marks)さんの」という意味である。写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。学名:Mammillaria marksiana★さっぱりと咲かせる花もまたいいね 疣サボテンも色とりどりで花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR
マミラリア・クリッシンギアナ 春の花 2013年03月07日 マミラリア・クリッシンギアナはサボテン科マミラリア属の常緑多年草である。多肉植物で疣サボテンの仲間である。原産地はメキシコのタマウリパス州である。流通名を翁玉(オキナダマ)という。直径15センチくらいの円形ないし短い円筒形のサボテンである。白く短い棘と白い毛を密集する。開花時期は春である。花径1センチくらいの紅紫色の花をつける。属名の Mammillaria はラテン語の「mammilla(乳首)」からきている。種小名の klissingiana はメキシコの苗木栽培業者「クリッシング(Carl Ludwig Klissing)さんの」という意味である。写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。学名:Mammillaria klissingiana★白い毛にびっしり覆われ翁玉 花咲く姿棘忘れさせ花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
ナルキッスス・ロミエウクシー 冬の花 2013年03月06日 ナルキッスス・ロミエウクシーはヒガンバナ科スイセン属の多年草である。原産地は北アフリカである。モロッコのアトラス山脈に分布する。ナルキッスス・カンタブリクス(Narcissus cantabricus)の近縁種である。草丈は20センチくらいである。葉は針状である。開花時期は12~2月である。花径は3センチくらいである。花の色はクリーム色や黄色である。副花冠が横に開いて大きいのが特徴である。また、雄しべが副花冠より先に飛び出している。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名からきている。泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出した。種小名の romieuxii はロンドン自然史博物館の植物収集家「ロミュー(Henri Auguste Romieux, 1857-1937)さんの」という意味である。写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。学名:Narcissus romieuxii★優しげな花の形が目を奪う 北アフリカの山に咲く花花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
天人花(テンニンカ) 四季咲きの花 2013年03月05日 \天人花(テンニンカ)はフトモモ科テンニンカ属の常緑低木である。原産地は台湾、中国の南部、フィリピン、マレーシア、インドネシア、インドなどである。日本では沖縄で野生化している。また、温室で栽培される。樹高は3~5メートルくらいである。葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はなく、白い毛が生える。開花時期は4~6月くらいである。温室では周年開花をする。花径2~3センチの芳香のあるピンクや紫色の5弁花をつける。花の色は数日で退化し白っぽくなる。花の後にできる実は直径1~2センチの液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黒紫色に熟し食べられる。種小名の tomentosa は「密に細かな綿毛のある」という意味である。属名の Rhodomyrtus はギリシャ語の「rhodon(バラ)+Myrtus(ギンバイカ属)」からきている。写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。学名:Rhodomyrtus tomentosa★ぼってりと花に厚味があるようだ どんな味かな南の果実花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
アカシア・ロンギフォリア 春の花 2013年03月04日 アカシア・ロンギフォリアはマメ科アカシア属の常緑小高木である。分類体系によってはネムノキ科とされる。アカシア属は温帯地域に広く分布し1200種を数えるが、そのうちの700種がオーストラリアに分布する。本種の原産地もオーストラリアで、東南部に分布する。英名はロングリーブドワトル(long-leaved wattle)である。「ワトル」はオーストラリアにおけるアカシアの呼称である。和名も長葉アカシア(ナガバアカシア)である。日本では、庭木、公園樹、街路樹、鉢植えなどに利用される。樹高は2~8メートルくらいである。葉は長さが20センチくらいある披針形で、互い違いに生える(互生)。葉の質は革質で、葉脈が縦に走っているのが特徴である。開花時期は3~4月である。葉の脇から細長い円筒状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い黄色の頭花をびっしりとつける。花はよい香りがする。花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。属名の Acacia はギリシャ語の「akantha(刺(とげ)」からきている。鋭い棘を持つものが多いことから名づけられた。種小名の longifolia は「長い葉の」という意味である。写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。学名:Acacia longifolia★長い葉の根元にずっしり花咲かす ロンギフォリアの香り漂い花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|