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マミラリア・マルクシアナ



マミラリア・マルクシアナはサボテン科マミラリア属の多年草である。
多肉植物で疣サボテンの仲間である。
流通名を金洋丸(キンヨウマル)という。
原産地はメキシコの西部である。
草丈は5~15センチくらいである。
形は円筒状である。
植物体の色は青緑色である。
疣は角錐状で、脇には白い毛が生えている。
開花時期は冬から春である。
花の色は淡いクリーム色である。
属名の Mammillaria はラテン語の「mammilla(乳首)」からきている。
種小名の marksiana は「マルクス(H. Marks)さんの」という意味である。
写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Mammillaria marksiana


★さっぱりと咲かせる花もまたいいね
 疣サボテンも色とりどりで




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マミラリア・クリッシンギアナ



マミラリア・クリッシンギアナはサボテン科マミラリア属の常緑多年草である。
多肉植物で疣サボテンの仲間である。
原産地はメキシコのタマウリパス州である。
流通名を翁玉(オキナダマ)という。
直径15センチくらいの円形ないし短い円筒形のサボテンである。
白く短い棘と白い毛を密集する。
開花時期は春である。
花径1センチくらいの紅紫色の花をつける。
属名の Mammillaria はラテン語の「mammilla(乳首)」からきている。
種小名の klissingiana はメキシコの苗木栽培業者「クリッシング(Carl Ludwig Klissing)さんの」という意味である。
写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Mammillaria klissingiana


★白い毛にびっしり覆われ翁玉
 花咲く姿棘忘れさせ




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ナルキッスス・ロミエウクシー



ナルキッスス・ロミエウクシーはヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
原産地は北アフリカである。
モロッコのアトラス山脈に分布する。
ナルキッスス・カンタブリクス(Narcissus cantabricus)の近縁種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は針状である。
開花時期は12~2月である。
花径は3センチくらいである。
花の色はクリーム色や黄色である。
副花冠が横に開いて大きいのが特徴である。
また、雄しべが副花冠より先に飛び出している。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名からきている。泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出した。
種小名の romieuxii はロンドン自然史博物館の植物収集家「ロミュー(Henri Auguste Romieux, 1857-1937)さんの」という意味である。
写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Narcissus romieuxii


★優しげな花の形が目を奪う
 北アフリカの山に咲く花




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天人花(テンニンカ)

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天人花(テンニンカ)はフトモモ科テンニンカ属の常緑低木である。
原産地は台湾、中国の南部、フィリピン、マレーシア、インドネシア、インドなどである。
日本では沖縄で野生化している。
また、温室で栽培される。
樹高は3~5メートルくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はなく、白い毛が生える。
開花時期は4~6月くらいである。
温室では周年開花をする。
花径2~3センチの芳香のあるピンクや紫色の5弁花をつける。
花の色は数日で退化し白っぽくなる。
花の後にできる実は直径1~2センチの液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黒紫色に熟し食べられる。
種小名の tomentosa は「密に細かな綿毛のある」という意味である。
属名の Rhodomyrtus はギリシャ語の「rhodon(バラ)+Myrtus(ギンバイカ属)」からきている。
写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Rhodomyrtus tomentosa


★ぼってりと花に厚味があるようだ
 どんな味かな南の果実




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アカシア・ロンギフォリア



アカシア・ロンギフォリアはマメ科アカシア属の常緑小高木である。
分類体系によってはネムノキ科とされる。
アカシア属は温帯地域に広く分布し1200種を数えるが、そのうちの700種がオーストラリアに分布する。
本種の原産地もオーストラリアで、東南部に分布する。
英名はロングリーブドワトル(long-leaved wattle)である。
「ワトル」はオーストラリアにおけるアカシアの呼称である。
和名も長葉アカシア(ナガバアカシア)である。
日本では、庭木、公園樹、街路樹、鉢植えなどに利用される。
樹高は2~8メートルくらいである。
葉は長さが20センチくらいある披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で、葉脈が縦に走っているのが特徴である。
開花時期は3~4月である。
葉の脇から細長い円筒状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い黄色の頭花をびっしりとつける。
花はよい香りがする。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Acacia はギリシャ語の「akantha(刺(とげ)」からきている。鋭い棘を持つものが多いことから名づけられた。
種小名の longifolia は「長い葉の」という意味である。
写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Acacia longifolia


★長い葉の根元にずっしり花咲かす
 ロンギフォリアの香り漂い





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