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十和田葦(トワダアシ)



十和田葦(トワダアシ)はイネ科クサヨシ属(ファラリス属)の多年草である。
ファラリス属は数種が世界に分布する。
日本にも草葦(クサヨシ)が分布し、属名の和名をクサヨシ属という。
本種は草蘆(クサヨシ)の園芸品種である。
鑑賞目的に品種改良されたものである。
草蘆(クサヨシ)は日本各地を始めとして北半球の温帯地方を中心に広く分布する。
本種の草丈は70センチから150センチくらいである。
地下茎を伸ばして広がる。
葉は線形で、白い縦縞斑と淡い紅色を帯びた縦縞斑が入り、トリカラーとなる。
開花時期は5月から7月くらいである。
茎先に円柱状の細い花穂が開く。
属名の Phalaris は草の1種のギリシャ古名からきている。
種小名の arundinacea は「葦に似た」という意味である。
園芸品種名の Tricolor は「3色の」という意味である。
写真は7月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Phalaris arundinacea 'Tricolor'

★細い葉が色とりどりに着飾って
 地面を覆う不思議な姿



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錦アカリファ(ニシキアカリファ)



錦アカリファ(ニシキアカリファ)はトウダイグサ科エノキグサ属(アカリファ属)の常緑低木である。
アカリファ属は世界の熱帯・亜熱帯地方を中心に450種以上が分布する。
日本にも榎草(エノキグサ)が分布し、属名の和名をエノキグサ属という。
本種の原産地はフィジー諸島やニューブリテン島である。
日本へは明治時代の末期に渡来した。
紅紐の木(ベニヒモノキ)と同じ仲間だが、花は目立たず葉に観賞価値がある。
英名はビーフステーキプラント(beefsteak plant)である。
若い葉は全体に赤みが強く、特に葉脈の赤い様子がレアステーキを連想させるということで名づけられた。
樹高は2メートルから3メートルくらいである。
葉は幅の広いへら形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉はつやがって大きく波打ち、葉脈に沿って赤い斑が入る。
開花時期は4月から6月である。
葉の脇から尾状花序(単性の花が穂状につき、垂れ下がる)を出す。
花には花弁はない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Acalypha はギリシャ語の「acalephe(イラクサ)」からきている。
種小名の wilkesiana はアメリカ海軍の士官で探検家だった「ウィルクス(Charles Wilkes, 1798-1877)さんの」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園の温室で撮った。
学名:Acalypha wilkesiana

★ぎらぎらと輝く陽射し大好きな
 南国育ちの錦アカリファ



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アナナス・ブラクテアツス



アナナス・ブラクテアツスはパイナップル科アナナス属の常緑多年草である。
アナナス属は中南アメリカに10種くらいが分布する。
代表種はパイナップル(Ananas comosus)で、属名をパイナップル属とする場合もある。
本種の原産地も南アメリカで、ボリビア、エクアドル、ブラジル、パラグアイ、アルゼンチンに分布する。
英名はレッドパイナップル(red pineapple)という。
草丈は100センチくらいになり大形である。
根際から生える葉は細長くて先が尖り、縁には鋭い棘がある。
葉の質は分厚く、内側に曲がる。
実はパイナップルに似た集合果で苞が赤く、外観全体も赤い。
実は食用になるが種子がある。
属名の Ananas はパイナップルのブラジルでの現地語からきている。
種小名の bracteatus は「苞葉のある」という意味である。
写真は2月に北大植物園で撮った。
撮影地の表示には var. tricolor という変種名がついていた。
これは変種として扱う場合もあるが、一般的には基本種のシノニムとしているようである。
学名:Ananas bracteatus

★赤い実は残念ながらなかったが
 いつかは撮ろう真っ赤な姿




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アンスリウム・ロンギフォリウム



アンスリウム・ロンギフォリウムはサトイモ科ベニウチワ属(アンスリウム属)の常緑多年草である。
アンスリウム属は中南アメリカに1000種くらいが分布する。
日本にも明治時代には同属の紅団扇(ベニウチワ)が渡来しており、属名の和名をベニウチワ属という。
本種の原産地はブラジルである。
異名をアンスリウム・ハリシー(Anthurium harrisii)という。
草丈は60センチくらいである。
根際から生える葉は長い楕円形で、下部が2つに裂けて矢じりのような形になり、群がり生える(叢生)。
葉の先は尖り、両端の縁は波状となる。
葉の質は分厚く、表面は葉脈がへこむ。
開花時期は不定期である。
葉の間から花茎を伸ばして仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)に包まれた肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出すが、地味である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
属名の Anthrium はギリシャ語の「anthos(花)+oura(尾)」からきている。肉穂花序が尾のように見えることから名づけられた。
種小名の longifolium は「長い葉の」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Anthurium longifolium

★仲間とはかなり違った葉っぱだね
 地味だけれども個性たっぷり




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アンスリウム・キューベンセ



アンスリウム・キューベンセはサトイモ科ベニウチワ属(アンスリウム属)の常緑多年草である。
アンスリウム属は中南アメリカに1000種くらいが分布する。
日本にも明治時代には同属の紅団扇(ベニウチワ)が渡来しており、属名の和名をベニウチワ属という。
本種の原産地はキューバやユカタン半島などである。
標高100メートルから700メートルまでの森に生える。
草丈は40センチくらいである。
根際から生える葉は倒卵形で、群がり生える(叢生)。
葉の先は尖り、両端縁は波状となる。
開花時期は不定期である。
葉の間から花茎を伸ばして緑色の仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)を出し、紅紫色の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出すが、地味である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果で、実の色は赤い。
属名の Anthrium はギリシャ語の「anthos(花)+oura(尾)」からきている。肉穂花序が尾のように見えることから名づけられた。
種小名の cubense は「キューバの」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Anthurium cubense

★この花はずいぶん長く咲いている
 地味だけれども不思議な魅力




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