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レモン

レモン

レモン(lemon)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
原産地はインドアッサム地方である。
十字軍の遠征でヨーロッパに持ち帰られ、今では地中海沿岸地方が主産地となっている。
コロンブスの航海にもビタミンCの供給源として持参されたという。
日本へは明治時代に渡来した。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉の脇には棘がある。
葉は長い楕円形ないし披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉は先が尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から6月である。
葉の脇に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、香りのよい白い5弁花を咲かせる。
果期は10月から12月である。
果実は長楕円形で両端がとがり、レモン色に熟す。
古くから、飲料や香料に利用されてきた。
漢字では「檸檬」と書く。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
花の写真は4月に箱根強羅公園で撮った。
学名:Citrus limon


★ほんとはね寒さとっても苦手なの
 だけど我が儘言わないつもり


レモン

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ジャボチカバ

ジャボチカバ

ジャボチカバ(jaboticaba)はフトモモ科ミルキアリア属の常緑高木である。
和名は葡萄の木(ブドウノキ)である。
原産地はブラジルの南部で、丘陵地帯に生える。
樹高は8メートルから10メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
花も実も周年性があり、幹や太い枝に直接つく。
花は花径5ミリから10ミリくらいと小さく、色は白い。
長い雄しべの目立つ花である。
幹に直接つく花を幹生花という。
幹に鈴なりにつく実は、直径2センチくらいの液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
幹に直接つく実は幹生果という。
果皮は黒く、果肉は白い。
食感は葡萄(ブドウ)とよく似ている。
実は日持ちが悪いために市場では流通していない。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Myrciaria cauliflora


★花も実も幹にべったり貼りついた
 ジャボチカバには異国情緒


ジャボチカバ

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セイロン万両(セイロンマンリョウ)

セイロン万両(セイロンマンリョウ)

セイロン万両(セイロンマンリョウ)はヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑低木である。
原産地はスリランカである。
現在では、台湾、東南アジア太平洋諸島オーストラリアなどに分布する。
沖縄でも、民家や公園に植えられている。
別名を紅頭橘(コウトウタチバナ)という。
「紅頭」は台湾にある旧地名である。
樹高は3メートルから4メートルである。
葉は少し厚めで楕円形で、互い違いに生える(互生)。
自生地での開花時期は周年である。
沖縄では夏に開花する。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さな青白い花をつける。
あまり目立たない花である。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、赤から赤紫へと変化し、熟すと黒くなる。
実は食べられて、特に小鳥には好まれる。
種小名の elliptica は「楕円形の」の意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Ardisia elliptica


★万両を思わすような形して
 だけど大形南国の木は


セイロン万両(セイロンマンリョウ)

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実葛(サネカズラ)

実葛(サネカズラ)

実葛(サネカズラ)はマツブサ科サネカズラ属の蔓性常緑低木である。
本州の東北地方南部から九州にかけて分布し、山地の林の中や林の縁に生える。
また、庭木や盆栽とされる。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国などにも分布する。
蔓性だが絡みつくというよりは垂れる感じになる。
葉は長めの楕円形で艶があり、互い違いに生える(互生)。
葉の先はやや尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の裏面は赤味を帯びることが多い。
開花時期は7月から8月である。
雌雄異株である。
葉の脇から柄を出して、釣鐘形をした黄白色の小さな花をつける。
雄花の中には赤い雄しべが、雌花の中には緑色の雌しべが、それぞれたくさんあって螺旋状に集まる。
実は球状の小さな液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果で、10月から12月ころ赤く熟する。
名の由来は、「実(さね)」が美しい「葛(蔓性の植物)」というところからきている。
小倉百人一首など多くの和歌に詠まれている。
別名を美男葛(ビナンカズラ)ともいう。
これは、枝の皮に含まれる粘液を水に混ぜ、整髪料として用いたことに由来する。
実を乾燥させたものを生薬で南五味子(なんごみし)といい、滋養強壮、鎮咳などの薬効がある。
俳句の季語は秋である。
実の写真は12月に向島百花園で撮った。
花の写真は9月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Kadsura japonica


★ギヤマンのグラス思わす実葛
 毒杯たれど我も呷(あお)らん


実葛(サネカズラ)
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蛸の木(タコノキ)

蛸の木(タコノキ)
蛸の木(タコノキ)はタコノキ科タコノキ属の常緑小高木である。
タコノキ属アジアアフリカ太平洋諸島オーストラリアなどに分布し、650種くらいある。
本種は小笠原諸島特産である。
学名の boninensis には「小笠原の」という意味がある。
環境省のレッドデータブック(2000)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されていた。
環境省のレッドデータリスト(2007)では削除されている。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
根元に気根(空気中に伸びる根)が垂れるのが特徴である。
それが蛸の足のように見えるというのが名の由来でもある。
葉は肉厚で、細長い剣状である。
葉の縁には鋭い棘状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から6月である。
雌雄異株である。
花序は肉穂花序花軸多肉化して花が表面に密生したもの)である。
雄花は黄白色で、雌花は緑色である。
花の後にできる実はパイナップルのような集合果で、10月ころに赤黄色に熟する。
実は食べられる。
別名を小笠原蛸の木(オガサワラタコノキ)という。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Pandanus boninensis


★足元がとてもミラクル蛸の木は
 ねじれよじれて踏ん張りながら


蛸の木(タコノキ)

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