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島唐辛子(シマトウガラシ)

島唐辛子(シマトウガラシ)

島唐辛子(シマトウガラシ)はナス科トウガラシ属の多年草である。
島唐辛子(シマトウガラシ)は沖縄での名称である。
和名は木立唐辛子キダチトウガラシ)である。
沖縄方言では「コーレーグス」という。
「コーレー」は高麗、「グス」は薬をさす。
草丈は1メートルから2メートルである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から9月くらいである。
白い花が葉の脇につく。
実は長さ3センチから5センチくらいで、緑色から赤く熟する。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Capsicum frutescens


★クースーに漬けて沁み込む一滴が
 沖縄そばに旨味加えて


島唐辛子(シマトウガラシ)

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小葉の莢迷(コバノガマズミ)

小葉の莢迷(コバノガマズミ)

小葉の莢迷(コバノガマズミ)はスイカズラ科ガマズミ属の落葉低木である。
「迷」の字は正しくはクサカンムリがつくのだが仮に用いた。
日本固有種である。
本州の東北地方南部から九州にかけて分布し、山地の林の中などに生える。
樹高は2メートルから4メートルくらいである。
葉は細長い卵形で先が尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の柄は短く、葉は向かい合って生える(対生)。
葉の長さは4センチから10センチくらいの楕円形で、近縁種の莢迷(ガマズミ)に比べて小さい。
それが和名の由来にもなっている。
葉の表裏ともに星状毛(放射状に伸びる毛)が生えるのが特徴で、葉に触るとビロードのような感じがする。
開花時期は4月から5月である。
枝先に白い小さな花を密につける。
花序径は5センチくらいあって、花は横に平べったい感じにつく(散房花序)。
花径は5ミリくらいで、花冠の先が5つに裂け、その裂片が平たく開くので、5弁花のように見える。
雄しべは5本あり、花冠より長く突き出している。
実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、秋になると真っ赤に熟する。
実の写真は11月につくば植物園で撮った。
花の写真は5月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Viburnum erosum


★雨の中小さく白い花びらを
 精一杯に広げる姿


小葉の莢迷(コバノガマズミ)

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花梨(カリン)

花梨(カリン)

花梨(カリン)はバラ科カリン属(ボケ属)の落葉高木である。
原産地は中国の東部である。
漢名は「木瓜」である。
日本へは1000年以上前に渡来したという。
本州の東北地方から中国地方にかけて栽培が行われている。
また、北海道から九州にかけて庭園樹や公園樹として植えられている。
樹高は6メートルから10メートルくらいである。
樹皮は鱗片状に剥がれるが、手触りは滑らかである。
葉は倒卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉には柄があり、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉のつけ根の部分は円く、先は尖る。
開花時期は3月から4月である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
枝先に1つずつ咲かせる花は、花径3センチくらいの淡い紅色をした5弁花である。
雄しべは20本から22本、雌しべは5本である。
結実期は10月から11月である。
果実は長さが10センチくらいある長円形で洋梨のような形をしており、緑色から黄色に熟する。
香りが強く、喉の薬として知られている。
実はかなり固くて酸味も強いので、生食には適さない。
加工されて、砂糖漬けやジャム、果実酒などに用いられる。
古名を安蘭樹(アンランジュ)という。
俳句では秋の季語である。
実の写真は11月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
花の写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Pseudocydonia sinensis(=Chaenomeles sinensis)


★ぼってりと青空抜けて花梨の実
 見上げて触る幹はすべすべ


花梨(カリン)

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紫式部(ムラサキシキブ)

紫式部(ムラサキシキブ)

紫式部(ムラサキシキブ)はクマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木である。
日本原産である。
北海道の南部から沖縄にかけて分布し、山野に生える。
樹高は2メートルから3メートルである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
葉の脇に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、淡い紫色の小さな花をたくさんつける。
花は筒状で先が4つに裂けて平らに開く。
雄しべは4本、雌しべは1本で、花冠から飛び出る。
結実期は10月から12月である。
実は直径3、4ミリの球形で、きれいな紫色に熟する。
材はまっすぐに伸びて強靱であることから、金槌などの道具の柄や杖として利用される。
俳句では、「紫式部」や「実紫」が秋の季語、「紫式部の花」が夏の季語である。
実の写真は11月に小石川植物園で撮った。
花の写真は6月に向島百花園で撮った。
学名:Callicarpa japonica


★紫のそこはかとなき清らかさ
 珠と結びて紫式部


紫式部(ムラサキシキブ)
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