ディプカディ・セロティヌム 春の花 2016年01月27日 ディプカディ・セロティヌムはユリ科ディプカディ属の多年草である。分類体系によっては(APGIII)クサスギカズラ科とされる。ディプカディ属は南アフリカや地中海沿岸などに40種くらいが分布する。オオアマナ属(オルニトガルム属)に統合されることもある。本種の原産地は南ヨーロッパや北アフリカである。草丈は10センチから40センチくらいである。根際から生える葉は線形である。開花時期は3月から5月くらいである。茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、緑色の花をつける。花の色は赤褐色のものもある。花径は2センチくらいで、花被片は6枚である。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Dipcadi の由来は調べているところだがまだ発見できていない。種小名の serotinum は「遅咲きの」という意味である。写真は3月につくば植物園で撮った。学名:Dipcadi serotinum★どのような由来あるのかディプカディ 知られぬ花に光を当てて花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR
白獅子(シラジシ) 春の花 2016年01月26日 梅(ウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。中国原産で、日本へは古代に渡来した。白獅子(シラジシ)はその栽培品種の1つである。(梅図鑑参照)樹高は3メートルから6メートルくらいである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。開花時期は2月から3月である。遅咲きの品種である。葉の展開に先立って花を咲かせる。豊後系・豊後性の淡い紅色の八重咲きの中輪(20から25ミリ)である。花弁が外側に反り、獅子のように見える。名前から想像するのとは違って花の色が白いわけではない。属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。種小名の mume は「梅」のことである。写真は3月に水戸市植物公園で撮った。学名:Prunus mume 'Shirajishi'★おやこれは名札違いと思ったが 調べてみればやはり白獅子花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
西洋柊(セイヨウヒイラギ) 春の花 2016年01月25日 西洋柊(セイヨウヒイラギ)はモチノキ科モチノキ属(イレクス属)の常緑小高木である。イレクス属は北半球の温帯を中心に400種くらいが分布する。日本にも黐の木(モチノキ)などが分布するので、属名の和名をモチノキ属という。本種の原産地は西アジア、南ヨーロッパ、北アフリカなどである。別名を西洋柊黐(セイヨウヒイラギモチ)という。英名はホーリー(holly)やヨーロピアンホーリー(European holly)である。美しい赤い実がクリスマスの装飾に使われる。樹高は6メートルから8メートルくらいである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の質は革質で、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。雌雄異株である。開花時期は4、5月である。葉の脇に白い小さな花をたくさんつける。花弁は4枚である。花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、秋から冬にかけて赤く熟する。属名の Ilex はholly(セイヨウヒイラギ)の古代ラテン名からきている。種小名の aquifolium は「セイヨウヒイラギの葉の」という意味である。写真は3月につくば植物園で撮った。学名:Ilex aquifolium★ホーリーの名前は耳にするけれど やっと出合えたこれが本物花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
旭牡丹(アサヒボタン) 春の花 2016年01月24日 梅(ウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。中国原産で、日本へは古代に渡来した。旭牡丹(アサヒボタン)はその栽培品種の1つである。(梅図鑑参照)樹高は3メートルから6メートルくらいである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。開花時期は2月から3月である。葉の展開に先立って花を咲かせる。野梅系・難波性の淡い紅色をした八重咲きの中輪(20から25ミリ)である。属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。種小名の mume は「梅」のことである。写真は3月に亀戸天神で撮った。学名:Prunus mume 'Asahibotan'★旭の名いかにも似合う色合いに 近づく春の息吹感じて花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
黄金梅(オウゴンバイ) 春の花 2016年01月23日 梅(ウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。中国原産で、日本へは古代に渡来した。黄金梅(オウゴンバイ)はその栽培品種の1つである。(梅図鑑参照)原産地は秩父地方だが、青梅で命名されたという。樹高は3メートルから6メートルくらいである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。開花時期は1月から3月である。早咲きの品種である。葉の展開に先立って花を咲かせる。野梅系・野梅性の白い一重咲きの小輪(15から20ミリ)である。開花時は黄味を帯び、後に白くなる。また、雌しべが長くて目立つので、花が黄味を増して見える。属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。種小名の mume は「梅」のことである。写真は3月に墨田区文花の香取神社香梅園で撮った。学名:Prunus mume 'Ogonbai'★素晴らしい名前もらった黄金梅 花は地味でも胸張るように花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|