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東唄(アズマウタ)



桜草(サクラソウ)はサクラソウ科サクラソウ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、河原や山間の低湿地、草原などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国の東北部、東シベリアなどにも分布する。
また、300ほどの園芸品種があり、その半数は江戸時代に改良されたものである。
東唄(アズマウタ)もそうした園芸品種の1つである。
本種は江戸時代の末期に作出された。
さくらそう会の認定番号は262である。
草丈は15センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は楕円形で皺が多く、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉の裏には毛が生えている。
開花時期は4月から5月である。
茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、大輪花(花径4~5センチ)をたくさんつける。
花冠の裏側は淡い桃紫色で、白い斑点が入ることもある。
花冠の表側は白い。
花形はつけ根の細い桜弁、花のつき方はつかみ咲き、雌しべの形は短柱花である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他に花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の sieboldii は日本植物の研究者「シーボルトの」という意味である。
写真は4月に太田市大光院の関東山野草展で撮った。
学名:Primula sieboldii 'Azumauta'


★ふんにゃりと花を垂らした東唄
 由来知らねど都会の風情




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鹿島(カシマ)



桜草(サクラソウ)はサクラソウ科サクラソウ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、河原や山間の低湿地、草原などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国の東北部、東シベリアなどにも分布する。
また、300ほどの園芸品種があり、その半数は江戸時代に改良されたものである。
鹿島(カシマ)もそうした園芸品種の1つである。
本種は1907年(明治40年)に発表された。
名は当時の軍艦の名に因んでつけられた。
草丈は15センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は楕円形で皺が多く、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉の裏には毛が生えている。
開花時期は4月から5月である。
茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、中輪花(花径3~4センチ)をたくさんつける。
花冠の裏側は淡い紅紫色である。
花冠の表側は白く、底紅紫色のぼかしが入る。
花形はかがり広弁、花のつき方は平咲き、横向き咲き、花柱の形は僅長柱花である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他に花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の sieboldii は日本植物の研究者「シーボルトの」という意味である。
写真は4月に太田市大光院の関東山野草展で撮った。
学名:Primula sieboldii 'Kashima'


★伝いくる時代の熱気感じ見る
 鹿島の花は愛くるしくて




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ローズバロウ



西洋苧環(セイヨウオダマキ:Aquilegia vulgaris)はキンポウゲ科オダマキ属の多年草である。
北ヨーロッパからシベリアにかけて分布し、明るい林の中に生える。
草丈は60~90センチくらいである。
このうち八重咲きのものをアキレギア・ブルガリス・ステラタ(Aquilegia vulgaris var. stellata)という。
ローズバロウ(Rose Barlow)はその園芸品種である。
ノラバロウ(Nora Barlow)の桃花品種である。
ほかにも、ブルーバロウ(Blue Barlow)やブラックバロウ(Black Barlow)などの園芸品種がある。
根際から生える葉は2回3出複葉である。
3つに枝分かれした先にそれぞれ三つ葉をつけて1枚の葉となる。
開花時期は5~6月である。
花は八重咲きで、花の色はローズピンクである。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)がないのが特徴である。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Aquilegia はラテン語の「aquila(鷲)」からきている。曲がった距がワシの距に似ていることから名づけられた。
種小名の vulgaris は「普通の」という意味である。
変種名の stellata は「星形の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Aquilegia vulgaris var. stellata 'Rose Barlow'


★苧環と思えぬような姿して
 俯き咲けば乙女のごとく




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ブルーバロウ



西洋苧環(セイヨウオダマキ:Aquilegia vulgaris)はキンポウゲ科オダマキ属の多年草である。
北ヨーロッパからシベリアにかけて分布し、明るい林の中に生える。
草丈は60~90センチくらいである。
このうち八重咲きのものをアキレギア・ブルガリス・ステラタ(Aquilegia vulgaris var. stellata)という。
ブルーバーロウ(Blue Barlow)はその園芸品種である。
ノラバロウ(Nora Barlow)の青花品種である。
ほかにも、ブラックバロウ(Black Barlow)やローズバロウ(Rose Barlow)などがある。
根際から生える葉は2回3出複葉である。
3つに枝分かれした先にそれぞれ三つ葉をつけて1枚の葉となる。
開花時期は5~6月である。
花は八重咲きで青と白とのコントラストが美しい。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)がないのが特徴である。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Aquilegia はラテン語の「aquila(鷲)」からきている。曲がった距がワシの距に似ていることから名づけられた。
種小名の vulgaris は「普通の」という意味である。
変種名の stellata は「星形の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Aquilegia vulgaris var. stellata 'Blue Barlow'


★苧環と思えぬような姿して
 どこか違うよ西洋の花




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ブラックバロウ



西洋苧環(セイヨウオダマキ:Aquilegia vulgaris)はキンポウゲ科オダマキ属の多年草である。
北ヨーロッパからシベリアにかけて分布し、明るい林の中に生える。
草丈は60~90センチくらいである。
このうち八重咲きのものをアキレギア・ブルガリス・ステラタ(Aquilegia vulgaris var. stellata)という。
ブラックバロウ(Black Barlow)はその園芸品種である。
ノラバロウ(Nora Barlow)の黒花品種である。
ほかにも、ブルーバロウ(Blue Barlow)やローズバロウ(Rose Barlow)などがある。
根際から生える葉は2回3出複葉である。
3つに枝分かれした先にそれぞれ三つ葉をつけて1枚の葉となる。
開花時期は5~6月である。
花は八重咲きで、花の色は暗い紫色である。
属名の Aquilegia はラテン語の「aquila(鷲)」からきている。曲がった距がワシの距に似ていることから名づけられた。
種小名の vulgaris は「普通の」という意味である。
変種名の stellata は「星形の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Aquilegia vulgaris var. stellata 'Black Barlow'


★苧環と思えぬような姿して
 俯き咲けばシックに見えて




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