薄葉姫山茶花(ウスバヒメサザンカ) 春の花 2013年03月14日 薄葉姫山茶花(ウスバヒメサザンカ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木である。別名を薄葉姫椿(ウスバヒメツバキ)ともいう。原産地は台湾で、台湾本島の中部山地に分布する。自生するものは極めて少なくなっている。漢名は「能高山茶」である。学名からカメリア・ノコエンシスとする場合もある。日本へは1967年に導入された。樹高は1~3メートルくらいである。よく枝分かれをして、横張り状の樹形となる。葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の長さは4~6センチくらい、幅は15~20ミリくらいである。葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。葉の質は薄く、表面の色は黄緑色である。開花時期は3~4月である。葉の脇に花径2センチくらいの小さな白い花をつける。花は枝や葉に隠れるように咲くので、あまり目立たない。花びらは5枚である。花冠は筒状で、先が平らに開く、現地では、民間薬として解熱・止血剤とされる。属名の Camellia はモラビアの出身でイエズス会の宣教師だった「カメル(G. J. Kamel, 1661-1706)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。種小名の nokoensis は「(台湾の旧地名)能高の」という意味である。写真は3月に小石川植物園で撮った。学名:Camellia nokoensis★質薄くだけど葉っぱはよく茂り 白い小花は影にひっそり花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR
マミラリア・プロリフェラ・ムルティケプス 春の花 2013年03月13日 マミラリア・プロリフェラ・ムルティケプスはサボテン科マミラリア属の多年草である。多肉植物で疣サボテンの仲間である。異名をマミラリア・ムルティケプス(Mammillaria multiceps)という。流通名は金松玉(キンショウギョク)である。原産地はアメリカのテキサス州、メキシコ、キューバである。草丈は15センチくらいである。形は球形ないし円筒形である。開花時期は春で、花径20ミリくらいの淡い黄白色の花を咲かせる。実は赤く熟し、食べられる。属名の Mammillaria はラテン語の「mammilla(乳首)」からきている。種小名の prolifera は「突起のある」という意味である。変種名の multiceps は「多頭の」という意味である。写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。学名:Mammillaria prolifera var. multiceps★いろいろな名前があって難しい プロリフェラとムルティケプスと花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
マミラリア・マグニマンマ 春の花 2013年03月12日 マミラリア・マグニマンマはサボテン科マミラリア属の多年草である。多肉植物で疣サボテンの仲間である。流通名を夢幻城(ムゲンジョウ)という。原産地はメキシコの中部である。草丈は15センチから30センチくらいである。形は低球形から球形である。植物体の色は緑色ないし暗緑色である。てっぺんは綿毛で白くなる。開花時期は春である。花径20から25ミリくらいの赤い花が綿毛を囲むように咲く。属名の Mammillaria はラテン語の「mammilla(乳首)」からきている。種小名の magnimamma は「大きな乳房状の」という意味である。写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。学名:Mammillaria magnimamma★夢幻の名戴き咲いたマミラリア マグニマンマの色はマゼンダ花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
マミラリア・ロダンタ 春の花 2013年03月11日 マミラリア・ロダンタはサボテン科マミラリア属の多年草である。多肉植物で疣サボテンの仲間である。種小名の読み方は「ロダンサ」とするものもある。流通名を朝日丸(アサヒマル)という。原産地はメキシコのイダルゴ州などである。草丈は15~30センチくらいである。赤茶色の棘と白い側棘で全体を包み、赤っぽく見える。開花時期は春である。花の色は赤く、上部に鉢巻のように咲く。属名の Mammillaria はラテン語の「mammilla(乳首)」からきている。種小名の rhodantha は「淡い紅色の花の」という意味である。写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。学名:Mammillaria rhodantha★鉢巻きをくるりと巻いて粋に咲く ピンクの燃えるロダンタの花花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
マミラリア・スピノシッシマ・プレティオサ 春の花 2013年03月09日 マミラリア・スピノシッシマ・プレティオサはサボテン科マミラリア属の多年草である。多肉植物で疣サボテンの仲間である。原産地はメキシコ中央高原のモレロス州、ゲレロ州である。流通名を白美人(ハクビジン)という。基本種のマミラリア・スピノシッシマは流通名を猩々丸(ショウジョウマル)といい、赤くて硬い棘が生える。草丈は30センチくらいである。直径10センチくらいの短い円筒形である。疣の先から白くて柔らかく、長い棘が生える。開花時期は春である。花の色は赤い。属名の Mammillaria はラテン語の「mammilla(乳首)」からきている。種小名の spinosissima は「非常に棘の多い」という意味である。変種名の pretiosa は「高価な」という意味である。写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。学名:Mammillaria spinosissima var. pretiosa★ふんわりと頭に生える白い毛を 飾るかんざし花びら赤く花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|