霧島岩杪羅(キリシマイワヘゴ) 観葉植物 2013年09月29日 霧島岩杪羅(キリシマイワヘゴ)はオシダ科オシダ属の常緑多年草である。「羅」の文字にはキヘンがつくが、ここでは仮に用いている。徳島県、宮崎県に分布し、山地の林の中や渓流沿いに生えるシダ植物である。海外では、中国の浙江省にも分布する。ニホンジカの食害で個体数を急速に減らしている。環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。根茎は短くて直立する。葉身は披針形(笹の葉のような形)で、長さは35~60センチくらいある。上部の半分くらいが幅が広く、先のほうは鋭く尖る。胞子嚢群は中筋と葉の縁の間に並ぶ。属名の Dryopteris はギリシャ語の「dry(樫)+pteris(羊歯)」からきている。樫の木に着生するということから名づけられた。種小名の hangchowensis は中国の「杭州の」という意味である。写真は10月につくば植物園で撮った。学名:Dryopteris hangchowensis★その数がどんどん減っているようだ シダの仲間も大変だよね花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E8%A6%B3%E8%91%89%E6%A4%8D%E7%89%A9/%E9%9C%A7%E5%B3%B6%E5%B2%A9%E6%9D%AA%E7%BE%85%EF%BC%88%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%83%98%E3%82%B4%EF%BC%89" /> -->