玉羊歯(タマシダ) 観葉植物 2012年01月26日 玉羊歯(タマシダ)はシノブ科タマシダ属の多年草である。分類体系によってはツルシダ科とされる。本州の伊豆半島から沖縄にかけて分布し、暖地の海岸などに生える。海外では、台湾、中国、東南アジア、ポリネシアなど世界の熱帯・亜熱帯地域に広く分布する。特にカナリー椰子(カナリーヤシ)の街路樹があるところにはよく生えるという。和名の由来は、根に球状の塊茎がつくことからきている。この部分に水分を貯蓄できるので、乾燥にも耐えることができる。葉は細長く、長さは30~50センチくらいである。樹上についたものでは、葉は垂れ下がる。葉は羽状複葉で、左右に細長い楕円形の小葉を数10対つける。属名の Nephrolepis はギリシャ語の「nephron(腎臓)+ lepis(鱗片)」からきている。種小名の cordifolia は「心臓形をした葉の」という意味である。写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。下の写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。学名:Nephrolepis cordifolia★青々と茂る玉羊歯暑さにも 負けず豊かに潤い与え植物図鑑花図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR