マーコット 果実・野菜 2012年01月27日 マーコット(Murcott tangor)はミカン科ミカン属の常緑低木である。アメリカで育成されたミカン類とオレンジ類の交雑種(=tangor)である。tangor(タンゴール)というのは tangerine(ミカン)の tang と orange(オレンジ)の or とを組み合わせたものである。マーコットの名称はフロリダの苗木農家であるマーコット・スミスさんの名からきている。アメリカ、ブラジルなどで栽培されている。国内でも栽培されるが、亜熱帯以外の地域ではハウス栽培である。樹高は3メートルくらいである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。開花時期は7~8月である。花は白い5弁花である。果期は1~4月くらいである。大きさは温州みかんぐらいである。果皮は赤みが強く、薄いがやや固い。果汁が多く、甘味が強い。属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。種小名の reticulata は「網状の」という意味である。種小名の sinensis は「中国の」という意味である。写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。学名:Citrus reticulata x sinensis 'honey Murcott'★アメリカで生まれたみかんの仲間だよ どんな味かな食べてみたいな花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR