山椒藻(サンショウモ) 観葉植物 2013年09月25日 山椒藻(サンショウモ)はサンショウモ科サンショウモ属の一年草である。本州から九州にかけて分布し、池沼や水田、溝などに生えるシダ植物である。環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。海外では、アジア、ヨーロッパ、アフリカに広く分布する。茎の長さは5~10センチくらいである。茎は疎らに枝分かれをし、3枚の葉を車軸状につける(輪生)。そのうちの1枚は水中に垂れ下がり、2枚が水面に浮かぶ。水面に浮かぶ葉の表面には細かな突起がたくさんあって水を弾く。水中に垂れ下がる葉のつけ根付近に胞子嚢果が集中してつく。 生育期間は3~12月くらいである。和名の由来は、葉の様子を山椒(サンショウ)の羽状複葉に見立てたものである。属名の Salvinia はイタリアの植物学者「サルビニ(Antonio Maria Salvini, 1633-1729)さん」の名からきている。種小名の natans は「水に浮かぶ」という意味である。写真は9月につくば植物園で撮った。学名:Salvinia natans★水面にぷかり浮かんだ山椒藻 なるほど似てる山椒の葉に花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E8%A6%B3%E8%91%89%E6%A4%8D%E7%89%A9/%E5%B1%B1%E6%A4%92%E8%97%BB%EF%BC%88%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%A2%EF%BC%89" /> -->